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セウォル号遺族が被災地に 悲しみ分かち合う

東日本大震災

セウォル号遺族が被災地に 悲しみ分かち合う

更新 sty1603110020
 宮城県石巻市の大川小被災校舎を訪れ、黙とうするセウォル号沈没事故の遺族ら=11日午前10時24分  宮城県石巻市の大川小被災校舎を訪れ、黙とうするセウォル号沈没事故の遺族ら=11日午前10時24分
 宮城県石巻市の大川小被災校舎を訪れたセウォル号沈没事故の遺族ら(右上)=11日午前10時56分
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 宮城県石巻市の大川小被災校舎を訪れたセウォル号沈没事故の遺族ら(右上)=11日午前10時56分フルスクリーンで見る 閉じる

 韓国の旅客船セウォル号沈没事故の遺族4人が11日、石巻市や女川町など宮城県の被災地を訪れた。東日本大震災の犠牲者を悼み、遺族らと悲しみを分かち合った。
 津波で児童・教職員計84人が死亡、行方不明となった石巻市立大川小学校では、次女千聖ちゃん=当時(11)=を亡くした紫桃隆洋さん(51)から「みぞれが降る中、子どもたちは校庭で待ち続けた」と避難が遅れた状況の説明を受けた。地震が起きた午後2時46分と、津波が到達した午後3時37分には、ともに黙とうをささげた。

 次男=当時(16)=を亡くしたチョン・ブザさんは「説明を聞き、当時の光景が目に浮かぶ。心苦しい。惨事から何か一つでも学びたい」と話した。

 その後、女川町に移動し、雪が舞う中、七十七銀行女川支店で津波の犠牲となった従業員の遺族と交流。長男の健太さん=当時(25)=を失った田村弘美さん(53)が「悲しみは時がたつと逆に深まる。皆さんも同じ思いではないでしょうか」と問い掛けると、涙を浮かべながらうなずく姿も見られた。

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