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タクシー初乗り運賃 下限引き下げ検討へ3月13日 4時13分
国土交通省は、タクシー料金を巡る過度な競争を防ごうと設けている初乗り運賃の幅について、大阪、名古屋、福岡など全国11の地域で運賃の下限を引き下げる検討を進めることになりました。
国土交通省は、タクシー料金を巡る行き過ぎた競争を防ごうと、都市部など全国149の地域を対象に、初乗り運賃について、「標準的な運賃」として上限と下限を設定しています。
ただ、大阪、名古屋、福岡など全国11の地域では、下限の運賃を下回る事業者が営業していて、多くの客に利用されています。
こうした実態を踏まえ、国土交通省は、これら11の地域を対象に、運賃の下限を引き下げる検討を進めることになり、各事業者の経営状況を踏まえたうえで、ことし夏をめどに新たな運賃を示す方針です。
一方、国土交通省は、東京の23区と武蔵野市、三鷹市で、初乗り運賃を現在の2キロまで730円から、1.16キロまで460円とする実証実験を行うことになりました。これは短距離でのタクシー利用のニーズを探ろうというもので、ことし7月からおよそ2か月間、鉄道の駅やスーパーなど乗り場を限定して実施し、初乗り距離の短縮に伴う運賃の引き下げに向けた課題を確認することにしています。
ただ、大阪、名古屋、福岡など全国11の地域では、下限の運賃を下回る事業者が営業していて、多くの客に利用されています。
こうした実態を踏まえ、国土交通省は、これら11の地域を対象に、運賃の下限を引き下げる検討を進めることになり、各事業者の経営状況を踏まえたうえで、ことし夏をめどに新たな運賃を示す方針です。
一方、国土交通省は、東京の23区と武蔵野市、三鷹市で、初乗り運賃を現在の2キロまで730円から、1.16キロまで460円とする実証実験を行うことになりました。これは短距離でのタクシー利用のニーズを探ろうというもので、ことし7月からおよそ2か月間、鉄道の駅やスーパーなど乗り場を限定して実施し、初乗り距離の短縮に伴う運賃の引き下げに向けた課題を確認することにしています。