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　イスラエル軍は１２日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの拠点４カ所を空爆したと発表した。地元メディアなどによると、パレスチナ人の１０歳の少年と６歳の妹が巻き添えで死亡した。イスラエル人とパレスチナ人の衝突が激しくなった昨年１０月以降、ガザへの空爆で犠牲者が出るのは初めて。

　イスラエル軍は、前日夜にガザからイスラエル南部にロケット弾４発が着弾したことへの報復としている。同軍によると、今年に入って計７発のロケット弾がガザからイスラエルに発射された。イスラエル軍は報復攻撃を繰り返している。（エルサレム＝渡辺丘）

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