新しい出会いや変化の訪れる春は、美しい髪で自信を持ってスタートを切りたいものですよね。ツヤのある美しい髪をキープするためには、キューティクルを健やかに保つことが大切です。
そこで今回は、キューティクルを傷つけてしまう、NG行動を3つご紹介します。当てはまる人は日頃のケアを見直して、艶やかな美しい髪を手に入れましょう!
■そもそもキューティクルって?
美髪には欠かせないといわれる「キューティクル」。言葉はよく耳にするけれど、実は詳しく知らない……という人はこの機会におさらいをしましょう!
キューティクルとは、髪の最も外側にある層のこと。たんぱく質が角質となったものがうろこ状に広がり、髪の内部を保護しています。しかし、紫外線やヘアアイロンの熱、カラー剤などのダメージが加わると、めくれあがったり、隙間ができたり、はがれ落ちたりしてしまいます。キューティクルが剥がれると、髪内部のたんぱく質や水分が失われ、髪にハリやツヤがなくなってしまいます。
■髪のキューティクルを損なうNG行動3選
実は意外なことが、キューティクルを傷つけている可能性があります。NG行動を今すぐチェックしましょう!
・濡れているときのタオルバサバサ
キューティクルは髪が濡れていると開いてしまい無防備な状態になり、ダメージを受けやすくなるようです。髪を洗った後、タオルでバサバサと激しく拭くのは、自らキューティクルを傷つけている行為なのです! 髪の毛を拭く際は、タオルでやさしく抑えるように水気をふき取りましょう。
・ブローのとき外側からブラシをいれる
もちろん髪が渇いているときも要注意。髪の毛にツヤを出したり、癖を直したりするために大切なブローですが、正しくできていますか? ブローの際、外側からブラシをいれると、キューティクルや毛根に負担がかかってしまいます。きちんとブロッキングをして、内側にブラシをいれ、根元から持ち上げるようにゆっくりおこないましょう。
・濡れたまま日差しを浴びる
紫外線による影響でも、キューティクルはダメージを受けやすくなるといわれています。とくに、髪が濡れた状態で日差しを浴びるようなシチュエーションには要注意です。屋外プールや海水浴で髪を洗うときは、摩擦を起こさないようにして、できるだけ髪は早く乾かすのが、キューティクルを傷めないポイントですよ。
毎日の積み重ねが美髪をつくりだします。キューティクルをキレイな状態で保ち、新しい環境へ向けて、毎日のケアを頑張りましょう!
(LBR編集部)
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【参考】
※高橋利郎、畠山樹著(1996年)『ヘアケア&毛髪と薬品の化学をマスターする』(女性モード社)
※浜中 聡子著(2015年)『女子のための髪育レッスン: もう悩まない!元気な髪 復活計画』(辰巳出版)
※ヘアケアサイト 髪と地肌のしくみ 髪のダメージ – 花王