韓国の就活生、10人に9人が「海外で働きたい」
韓国でジョブコリアが運営するアルバイト求人求職ポータル「アルバモン」(144-24 Samseong 2-dong, Gangnam-gu)は3月11日、就職活動中の学生10人に9人が「海外での就職を希望している」ことを明らかにした。
同社では、就活生445人を対象に「海外就労選好度」に関するアンケート調査を実施。回答者の85.7%が「機会があれば海外で就労したい」と回答。そのうち36.5%は、年内の海外就職に向けて現在準備中であると発表した。
性別では女子学生の海外就労選好度が88.4%で、男子学生(86.1%)に比べて少し高く、大学院在学および既卒就活生の場合、回答者全体が「海外就労を好む」と回答し注目された。
海外就労を希望する理由としては、「福祉および勤務環境が整っている」の回答が30.6%で最も多く、「国内ではこれ以上就職の展望がない」(22.9%)、「専門技術および業務能力を育てるため」(13.1%)、「国内より年俸水準が高い」(12.6%)などが続いた。
海外就労希望先は、米国が26.7%で1位を占め、2位以降はカナダ(18.5%)、欧州国家(17.2%)、オーストラリア(15.2%)、日本(9.3%)、中国(6.9%)。海外就職のために必要だと考えられる項目については、外国語勉強が65.6%で圧倒的1位となり、以下、専門分野の経歴(13.6%)、外国資格証取得(8.7%)、海外企業の情報収集(4.4%)と続いた。