インフルエンザの流行がニュースでも伝えられ、警戒する日々が続いていますね。
学校や幼稚園等でも学級閉鎖や学年閉鎖が相次ぎ、その感染力が伺えます。
今年は暖冬のせいでインフルエンザの流行が遅く、インフルエンザA型とインフルエンザB型が同時に流行ったため、感染が拡大したと言えます。
インフルエンザA型にかかってもインフルエンザB型にかかる可能性もあり、症状が少し違っています。
今回はインフルエンザの種類とその違いについて紹介します。
・インフルエンザの種類
インフルエンザでよく耳にするのはA型とB型だと思いますが、この2種類だけではなくC型というのも存在します。
新型というのもありますが、これは今までに人に感染したことがない型のインフルエンザを言います。
鳥や豚が感染する鳥インフルエンザや豚インフルエンザが人に感染し、インフルエンザウイルスが変異して新型インフルエンザとなり、人から人へ感染するようになるのが新型インフルエンザです。
・インフルエンザA型の症状
1番一般的なインフルエンザはA型ですね。
感染力が高く世界的に流行しやすいという特徴があります。
インフルエンザウイルスの中で唯一人だけではなく、鳥や豚、馬などの感染しますので、上記で紹介した新型インフルエンザはA型にあたります。
インフルエンザA型は12月から1月に流行しやすく、38℃を超える発熱があったり全身に症状が現れます。
1度に高熱はでますが、解熱するのは早く1日程度です。
・インフルエンザB型の症状
2月から3月に流行るインフルエンザB型は人だけに感染するウイルスで、感染力は強いですが高熱にはなりにくい傾向があります。
ウイルスの種類が144種類あるA型に比べ、B型は2種類しかないため免疫を持っている人が多くA型ほど流行しません。
しかし自覚症状がでずらく体内にウイルスが長時間居座るため、身近な人に移してしまう可能性が高いのです。
解熱には1日半から2日かかり、消化器系に症状が出やすいのが特徴です。
・C型インフルエンザとは
あまり耳にすることがないC型インフルエンザは、A型B型は季節性インフルエンザなのに対し通年性という特徴を持ちます。
免疫力が低い5歳以下の子どもがかかりやすく、大人が感染することはまずありませんし、感染しても風邪と間違うくらいの症状しか現れません。
人から人へ感染するウイルスであり1種類しかウイルスがないため、1度感染すると免疫が一生持続するため2度感染することはまずありません。
鼻風邪の症状がみられますが、風邪と変わらず話題になることが少ないインフルエンザです。
・1年に2度インフルエンザになる?
1度インフルエンザにかかると体内に免疫ができ1シーズン持続、予防接種をするとその効果が4ヶ月程度持続します。
しかしあくまでも、感染したインフルエンザや予防接種を受けたウイルスの種類に対しての免疫ができるだけなのです。
A型にかかるとA型の免疫しかないため、同じシーズンにB型に感染する可能性は十分にあります。
インフルエンザが流行る12月から3月頃までは、日頃の予防にを心掛けた方が良いですね。
SAKURAKO wears a protective mask. / MIKI Yoshihito (´・ω・)
最新記事 by お助けママ (全て見る)
- 1年に2度も感染する?インフルエンザ症状とは - 2016-03-12
- 産後の生理は重たい?痛みや出血が続く原因とは - 2016-03-12
- 利き手はいつ決まるの?矯正するデメリットとは - 2016-03-11
- 月経周期が24日以下?卵胞期短縮症と黄体不全 - 2016-03-10
- 熱があるけど元気?病院に連れて行くタイミング - 2016-03-09