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『狂気の漢(おとこ)』明恵(みょうえ)のブログです。

【愚痴注意報!】今週の俺について報告

俺について

上司である経理課の課長が会社を去り、その業務の一部を俺が引き継いだ。同じく上司である係長・主任も仕事を引き継いだ。

 

係長・主任は社外向け業務を引継ぎ、俺は社内向け業務を引き継いたのだが、俺の会社は肩書きで態度を変える人が多いため(特に俺が入社前の人たち、いわゆる明恵派閥ではない人たち)、経理処理上問題のある書類を突き返すと、そのたびに「なんで平(ひら)のお前に言われなければならねぇのよ!」という態度を取られる。

 

(派閥についてはこちらを参照!) 

stargazer-myoue.hatenablog.com

 

以前、課長がやっていたことと同じことをやっても、俺がやると反感が強い。また、課長は役員の人に媚びを売っていたみたいで、「前は、お前のところの課長が直してくれたぞ!いつからルールが変わったんだよ!」と言われる。

 

そのたびに、俺は「ルールは変わっていません。前の課長が勝手にルールを変えていたみたいですが、僕は本来の経理課のルールに乗っ取ってやっています。誰であろうと、このやり方に従ってもらいます。」と言ってやった。2日続けて、同じ役員の方に。

 

そしたら、その方も頭にきたみたいで、「(グループ会社の)社長である俺がいいって言っているのに何が悪いんだ!何かあったらお前が責任取れるのか!取れんだろ!いいから言われた通りにやれ!」と電話越しに怒鳴らた。普通のサラリーマンならビビると思うが、俺はそんなことでは引き下がらないからね。逆に、「ああ?何言ってんだ?(グループ会社の)社長だろうが、総理大臣だろうが、俺が相手の肩書で信念をまげるわけないだろうがよ!」と思った。俺は真剣に仕事をやっているからね。この件でクビにされるなら、その程度の会社辞めてやると思ったよ。

 

だから、俺も頭にきて、「申し訳ございません。責任は取れません。しかし、できないものはできません。」と食い下がらなかったら、上司を出せと言われた。

 

その後、総務部長と話してもらった。

 

総務部長は「明恵くんは間違っていません。彼の頭が固いのではなく、経理課のルールが固いのです。前の課長がどのように言っていたのか分かりませんが、私は明恵くんの言う通りだと思います。」みたいなことを言ってくれた。

 

うれしかった。俺の上司である総務部長も漢(おとこ)だった!今回は役員相手だったので、俺もかばってもらえないと思っていただけにうれしかった。

 

その後、総務部の女性たちからは、この件について色々聞かれ、その後の処理も積極的にフォローしてもらえた。

 

総務部長からは、「今度、同じことがあったら私の名前を出していいから。私が責任をとるから任せていいよ!」と本当に頼りになることを言ってもらえた。

 

しかし、俺は「ダメです!肩書で、トップが変わるたびにルールが変わるのは組織のルールとしては、ふさわしくないです!誰がやっても同じ結論が出るようにしなければダメです!」と言った。総務部全員に聞こえるように!アピールしましたよ。俺、目立ちたがり屋だからね。

 

先輩の大野さんからは、「あんた、相変わらず頭固いよね。あんたの言うことは正しい。正しいけど、忙しい時にそれ言われたら、分かっていても頭にくるわ。でも、えらいよ。私も今回の件で目が覚めたわ。」と言われた。

 

最近、総務部内は、なあなあで仕事が処理されていることを俺は知っていた。だから、今回の件はわざと大事(おおごと)にして、総部全体の引き締めを図ってみた。

 

ただ、正直、危なかった。一歩間違えれば、本当にクビになっていた可能性もあった。でも、その後、その役員の方とは和解でき、「お前、本当に頭固いなぁ。まあ、でも、例の件はちゃんとやっておいたぞ。他にも何かあったら遠慮なく言ってくれ!」と笑って言われた。『骨のある奴』だという評価を得られたみたいだ。

 

それにしても、みんなして、『明恵の頭は固い。今時珍しい堅物だ!』というレッテル貼りはやめてもらいたいもんだ。

 

ハッキリ言おう!「俺が固いのは、頭じゃなく、亀の方ですから!」と。もちろん、その日、何度も言いかけたが、言わなかった。言うと俺のイメージが台無しになるから。たぶん、色々失うから。そこんとこは分かっている。でも、笑いを取りたかった!実は、その日、一番のストレスは、その下ネタを言うことを我慢し続けたことだったりする。

 

まあ、なんだ、俺は色々とズレている。怒鳴られることは父で慣れているのでほとんど気にならない。この点がモラハラ被害者の強みだね。ただ、名言ではなく、迷言を残したかった。伝説を残したかった。

 

「俺が固いのは、頭じゃなく、亀の方ですから!」を言いたかった!

 

この件は、結局、俺が女子力高いだけの男ではないこと示せたので満足した。 問題は別件だ。

 

俺が書類をチェックしていて、問題を見つけたので、グループ会社のモナさんへ電話した。俺とモナさんは社内恋愛というか好き避けで色々あって、モナさんがツンデレからヤンデレに変わって、結局俺から身を引いたのだが、彼女の方はまだスッキリしていないみたいだ。

 

stargazer-myoue.hatenablog.com

 

課長の仕事を引き継ぐまで俺とモナさんは仕事上の接点がなかった。だから、自然と話す機会が減り、俺からラブメールを送らなくなってからは、全くと言うほど話していなかった。

 

だから、本当に久しぶりだった。俺がモナさんに書類の不備について確認すると、「久しぶりに話したと思ったら、そんなこと?そんなこと、そっちで分かるでしょ?」と怒られた。アレ?就業時間に仕事の電話をかけてなぜ怒られるんだろう?そう思いつつも、俺はとっさに謝ってしまった。「ごめんなさい。でも、仕事なんです。僕、課長の仕事を引き継ぎまして、今度からこの仕事もやることになったんです。一応、確認しなければならないんです。今回はこちらで直します。」と答えた。肩書に強い俺も、好きだった女性には弱かった。そして、モナさんから「えっ?直してくれるの?ならいいけど。うん、分かった。よろしくね!」と明るく返されました。

 

惚れた男の弱みだね。くそ、相変わらず、かわいいじゃねぇかよ!

 

その後、モナさんが俺の上司の係長に電話したみたいで、係長のサキさんから「さっき、モナちゃんから電話があってさ、『明恵くんが課長の仕事引き継いだって本当なの?』と聞かれたから、『これからはチェックが厳しくなるよ!』と言っておいたから!それと、モナちゃんの間違いを明恵くんが直したんでしょ?あれもモナちゃんに私から注意しておいたから。なんか納得していなかったけど、本当にもう、どうしたんだろうね?」と笑って言われた。

 

どうもモナさんは納得がいかず、昔から仲が良かったサキさんに味方して欲しくて電話をかけてきたらしいが、逆に怒られたみたいだ。モナさんは、俺がサキさんを含め総務部の女性全員と仲が良くなったことを知らなかったみたいだ。

 

次の日、モナさんが本社に来ていて、廊下ですれ違ったのだが、挨拶しても無視された。というか、目を合わせないためか、俺のいる方向と逆方向を向きながら横を通って行った。器用な人だ。俺は生まれてこの方、顔を90度真横に向けて何もない廊下の壁を見ながら歩く人を彼女以外に見たことがない。いくら俺のことが嫌いでもそこまでするか?かわいすぎるだろうが!

 

以前、好き避けしていた時も同じようなことをされたが、今回のは好き避けなのか、ただの嫌いなのか分からなかった。前は、二人っきりになったとき、満面の笑みでべったりしてきたけど、最近は二人っきりにならないからね。いや、本当に女心は分からん。モナさんは嫌いな人にも作り笑顔で挨拶できる人だったはずなんだが、変わってしまったのだろうか?

 

まあ、どちらにしても公私混同するのは困ったもんだ。仕事中に仕事の電話をせずに、ラブコールしろと言うモナさんには困ったもんだ。そんなことできるか!なんで、仕事中に仕事の電話をして怒られるんだ!そもそも俺はモナさんの個人携帯の電話番号を教えてもらっていない。知っているのはメールだけ。そのメールも最近は返事がない。もともと、モナさんは「私はメールに返事しないから」と他の人にも言っていたが、俺が当たり障りのないことをメールした時はすぐに返事をくれるのに、「好きだ!」、「愛している!」とメールを送ったときは返事をくれなかった。毎週のようにラブメールしても返事をくれないから、身を引いたのに、なんで電話しなければならんのかよく分からん。

 

職場での一番のストレスが女性問題だというのが、俺らしいのだが、マジで困る。今は他の女性が好きなだけに、モナさんへの対処は胃に穴が開きそうだ。