東日本大震災から5年 被災地のいま(1)
2016年3月11日12時14分 スポーツ報知
3月11日に東日本大震災から5年を迎えた。スポーツ報知の関口俊明カメラマンは当時、東北支局長として被災地の様子をカメラに収めた。5年を経て、関口カメラマンがシャッターを押した場所に再び立った。
塩釜市役所近く
宮城・塩釜市役所近く。東日本大震災発生直後は津波が流れ込んで道路は水没し、大きな被害を受けた。現在は震災前の状態に戻り、新しくカラオケボックスがオープンしていた。
塩釜市芦畔町
宮城・塩釜市芦畔町。東日本大震災直後は県道23号線の道路に津波で流された船が取り残されていた。現在は道路の幅が広がっている。
マリンピア松島水族館
日本三景・松島の松島海岸公園近くに建つ宮城・宮城郡松島町のマリンピア松島水族館。東日本大震災の津波の被害を受けたが飼育員たちの泊まり込みの復旧作業で2011年4月に営業を再開した。多くの子供たちの笑顔を取り戻したが、震災のダメージによる老朽化もあり、2015年5月に閉館。88年の幕を閉じた。同年7月、仙台市に開館した「仙台うみの杜水族館」へ移され、現在は更地となっている。