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新日鉄住金 ブラジル企業に300億円規模の出資へ3月12日 15時47分
鉄鋼大手の新日鉄住金は、深刻な業績不振に陥っているブラジルの大手鉄鋼メーカーに対して、最大で300億円規模の追加出資に応じる方針を固め、経営の立て直しを支援することになりました。
新日鉄住金は、ブラジルの大手鉄鋼メーカー、ウジミナスに対して、最大で10億レアル(300億円)規模の追加出資に応じる方針を固めました。
ウジミナスは、メキシコやブラジルに進出した日本の自動車メーカーに鉄鋼製品を供給していますが、ブラジル経済の減速や鉄鋼製品の価格下落の影響により、去年の決算で日本円で1000億円を超える最終赤字となり、深刻な業績不振に陥っています。
財務基盤の強化のため、ウジミナスが日本時間の11日に増資を行う方針を決めたのを受けて、現在29%余りを出資する主要株主で技術協力を行ってきた新日鉄住金としても、資本増強に応じることにしたものです。
これについて新日鉄住金では、「ウジミナスの経営の立て直しを支援し、現地に進出している日系の自動車メーカーなどへの鉄鋼製品の安定供給を維持したい」としています。
ウジミナスは、メキシコやブラジルに進出した日本の自動車メーカーに鉄鋼製品を供給していますが、ブラジル経済の減速や鉄鋼製品の価格下落の影響により、去年の決算で日本円で1000億円を超える最終赤字となり、深刻な業績不振に陥っています。
財務基盤の強化のため、ウジミナスが日本時間の11日に増資を行う方針を決めたのを受けて、現在29%余りを出資する主要株主で技術協力を行ってきた新日鉄住金としても、資本増強に応じることにしたものです。
これについて新日鉄住金では、「ウジミナスの経営の立て直しを支援し、現地に進出している日系の自動車メーカーなどへの鉄鋼製品の安定供給を維持したい」としています。