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ジカ熱「妊婦は海抜2000m以下の渡航取りやめを」3月12日 13時01分
中南米を中心に感染が拡大しているジカ熱について、アメリカのCDC=疾病対策センターは、渡航に関する新たな指針を発表し、妊娠している女性について、感染が広がる国や地域の中でも、特に海抜2000メートル以下の地域への渡航は取りやめるべきだと呼びかけています。
CDCは11日、ジカ熱に関する渡航の指針を新たに発表し、妊娠している女性について、感染の広がりが報告された37の国や地域の中でも、特にジカ熱を媒介する蚊が生息する、海抜2000メートル以下の地域への渡航は取りやめるべきだと呼びかけています。一方で、海抜2000メートルより高い地域は、ジカ熱を媒介する蚊が生息できないとされているため、感染するリスクが非常に低いとしています。
新たな指針では、国土のほぼ全域が海抜2000メートル以下のブラジルなどについて、妊娠している女性の場合、実質的にはどのような理由があっても渡航を取りやめるべきだと呼びかけていることになります。
これに対して、海抜2000メートルよりも高いところにあるメキシコの首都メキシコシティーや、コロンビアの首都ボゴタなどへの渡航については、これまでの指針よりも緩和されたことになります。
CDCは、たとえ海抜が2000メートルより高い地域でも、それよりも低い地域を経由して行った場合は感染のリスクがあるとしていて、引き続き注意を呼びかけています。
新たな指針では、国土のほぼ全域が海抜2000メートル以下のブラジルなどについて、妊娠している女性の場合、実質的にはどのような理由があっても渡航を取りやめるべきだと呼びかけていることになります。
これに対して、海抜2000メートルよりも高いところにあるメキシコの首都メキシコシティーや、コロンビアの首都ボゴタなどへの渡航については、これまでの指針よりも緩和されたことになります。
CDCは、たとえ海抜が2000メートルより高い地域でも、それよりも低い地域を経由して行った場合は感染のリスクがあるとしていて、引き続き注意を呼びかけています。