被告「自分が犯人と錯覚」、栃木
殺害を50回謝罪させられ
2016/3/11 20:42
2005年に起きた栃木県今市市(現日光市)の小1女児殺害事件で、殺人罪に問われた勝又拓哉被告(33)の第9回公判は11日午後も宇都宮地裁(松原里美裁判長)で続き、警察官の取り調べに関する被告人質問で被告は「殺してごめんなさいと50回言わされ、自分が犯人だと錯覚するようになった」と話した。
被告は被害者吉田有希ちゃん=当時(7)=殺害を、商標法違反事件で起訴された14年2月18日に初めて自白したとされる。検察と警察は同日以降、任意で殺害事件の取り調べを重ねており、弁護側は録音・録画されていない警察の取り調べについて質問した。