2016/02/26
広島県の緑ヶ丘中学校で起きた悲惨な事件。いじめによる生徒の自殺は時々ニュースで目にしますが、今回は学校ぐるみでのいじめ。悪質っぷりが半端じゃありません。
広島中3自殺「学校として責任」 中学側が調査報告書(日本経済新聞 2016/3/11)
ようやく出てきた調査報告書も今まで報じられた内容の一部でしかなく、問題を追求しようとする気が全く感じられない。叩かれているから渋々出しただけ。
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犯人である担任は逃亡中
推薦基準を年ごとに担任任せで変更していたという点ですでに終わってる感はありますが、100歩譲っても担任に責任があるのは間違いありません。
推薦基準の変更は現場任せ、校長は追認のみ 保護者にも周知せず(産経WEST 2016/3/11)
ネット上でも話が出ているように、過去「本当に」万引きをした生徒は「1回だし反省している」という謎の理由で推薦の対象となっていることが分かっています。
本来ならこの疑惑について、生徒の担任が責任をもって説明しないといけないはずなのですが、この自殺問題が報道されたタイミングから体調不良で雲隠れを続けています。
生徒が無くなった後も普通に出勤していたのに、報道が過熱したとたん逃亡ですか。といってもTwitterでは担任の情報が流れまくっているので、周りから追い込まれる前に出てきた方が本人のためにいいと思うんですけどね。
広島県の「緑ヶ丘中学校」にて冤罪を訴え再調査を求めたにも関わらず、担任「篠永美代子」は資料が絶対として生徒の訴えを拒否。冤罪を家族に伝えた日に自殺。1年時の担任は「内藤博夫」(現在:府中中学校教師)。https://t.co/CMgD57iYfF
— Marine (@marine_air) 2016年3月9日
頼みの綱は義家弘介副大臣
ことの重大さを知った文科相は、義家副大臣を広島に派遣しました。緑ヶ丘中学校側は伏せたい事実を隠していたと思いますが、教育のプロである義家副大臣には通用しないと思うんですよね。
義家文科副大臣、廊下指導「考えられない」 学校で違う推薦の選考基準「極めて無責任」とも(産経WEST 2016/3/9)
現在文科省で対策案を練っているところだと思いますが、今回の事件は個人ではなく広島県の教育体制が産んだ悲劇だと私は考えています。なので、文科省にはそれを大胆にぶっ壊すくらいの案を出してきて欲しいところです。
ここからはあくまで推測なのですが、広島県の教育問題で一番に思い出されるのは1999年に起こった県立世羅高校の校長先生自殺事件。この時は広島日教組が国家・国旗に猛反発をして校長を追い込みました。
この手の陰湿な事件には少なからず日教組が絡んでいるのではと個人的には思っています。実際に私も広島県で義務教育を受けてきましたが、小学校時代からその洗脳といいますか異常な教育は始まっていたと記憶しています。
考えれば考えるほど闇を感じる、胸くその悪い事件です。被害者家族の気持ちが少しでも晴れるような結末になることを心から願っております。