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被災地の鉄道 4路線で今も運行できず
3月12日 6時43分

被災地の鉄道 4路線で今も運行できず
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東日本大震災によって、被災地の鉄道は一時25の路線で不通となり、復旧作業が進めれられていますが、震災から5年がたった今も岩手、宮城、福島の4つの路線で鉄道の運行ができない状態が続いています。
国土交通省によりますと、震災による地震の揺れや津波によって、被災地の3県では一時、5つの鉄道事業者の25の路線で不通となりました。
これまでに復旧作業が進み、21の路線で運行が再開されましたが、JR東日本によりますと、依然として4つの路線の5区間、およそ223キロで鉄道の運行ができない状態が続いています。
このうち、岩手県の山田線は宮古と釜石の間でJRが復旧作業を行ったうえで、運行を三陸鉄道に移管し、2018年度内の開業を目指しています。
岩手県の盛と宮城県の気仙沼を結ぶ大船渡線は、バスを走らせるBRTで運行し、鉄道での運行は再開しないことを決めています。
宮城県の気仙沼と前谷地を結ぶ気仙沼線もBRTでの運行を行っていて、今後の方針について地元とJRの協議が続いています。
福島県の常磐線は津波と地震の影響で不通になっている浜吉田と相馬の間は、ことし中に復旧させる計画です。
また、原発事故の影響で不通になっている原ノ町と竜田の間については、JRが順次復旧を進め、4年後の2019年度末までの全線開通を目指しています。

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