蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
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(10月7日)
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【サッカー】レアル、余裕の8強 ウォルフスブルクは初2016年3月10日 紙面から ◇欧州CL決勝T1回戦第2戦◆Cロナ今季公式戦40点目Rマドリードのロナルドが第1戦に続き、再び貴重な先制点を挙げた。後半19分、右からのクロスに反応し、GKの目前で巧みに合わせてネットを揺らした。これで今季はクラブの公式戦で40点目をマーク。欧州サッカー連盟(UEFA)によると、これが欧州CL通算90点目。また新たな勲章が加わった。 (共同) ◆ローマに2−0終わってみれば余裕の勝ち上がりだ。敵地で初戦を2−0と制したRマドリードはホームも同スコアで快勝。後半に采配が的中したジダン監督は「自分たちのペースで試合ができた。前半は難しい試合だったが、後半は良かった」と喜んだ。 前線で潤滑油となるベンゼマを負傷で欠いたこともあり、前半は攻めがかみ合わなかった。だが、後半16分にベールを外し、バスケスを入れた交代が当たった。同19分にバスケスの右クロスをロナルドが合わせて先制。4分後も左でパスを受けたロドリゲスが、角度のないところから鮮やかに加点した。 選手交代に伴い、3つの布陣も試した。ロナルドもワントップや右サイドなど定位置の左以外の場所にも置いて可能性を探った。監督は「攻撃陣はどのポジションでもプレーできる。布陣変更が機能してうれしい」と満足そうだった。 弾みのつく快勝で6シーズン連続のベスト8。史上最多10度の優勝を誇る「白い巨人」が狙うのは2大会ぶりの王座だ。ロドリゲスは「11度目の優勝ができると思わなくてはいけない」と自信を示した。 (共同) ◆完敗ローマ姿消すローマは完敗で姿を消した。スパレッティ監督は「また0−2で負けて、レアル・マドリードが勝ち上がった。それが事実だ」とさばさばした表情で現実を受け止めた。 右サイドのFWサラーの突破以外に効果的な攻め手がなく、決定力も欠いた。監督は「精神面とプレーの正確性を改善しなければ。チャンスを逃し過ぎた」と悔やんだ。 (共同) ◆ホームでヘントに1−0クラブ初の8強を、したたかに引き寄せた。ウォルフスブルクは第1戦で3−2と勝ったアドバンテージを生かし、余裕を持った戦いでヘントを退けた。ホームで記念すべき足跡を残したヘッキング監督は「とても大きな成功だ」と頬を紅潮させた。 この日は無理に攻め急がず、サイドチェンジを多用。ヘントの選手を走らせ、消耗させることを優先した。シュートになかなか持ち込まない展開に、じれたサポーターからはブーイングも浴びたほどだった。それでもこの揺さぶりが効き、後半に相手の運動量が落ちた。後半29分にドラクスラーが右からドリブルでえぐり、折り返しをシュルレが合わせた。 日本代表の長谷部(アイントラハト・フランクフルト)が在籍し、初出場した2009〜10年シーズンは1次リーグを勝ち抜けなかった。6季ぶりに戻った大舞台では、各国代表の実力者がかみ合った。 「まだ終わりではない。もっと先に行くチャンスはある」と監督。今季国内リーグは7位と伸び悩んでいるが、欧州CLの成績をみれば格別な成果を出しているシーズンになっている。 (共同) PR情報
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