【Safariワザ 上級編】
続いて、「こんな機能使いこなしている一般人いるの?」というレベルの上級編です。とは言ってもそんなに難しい機能ではありません。
7.共有リンクを使って情報収取の効率を上げる
ブックマークやリーディングリストは知っていても、「共有リンクって何?」という人多いのではないでしょうか。共有リンクとは、Twitterや登録したサイトのリンク情報をまとめて表示してくれる機能のこと。この機能を上手く活用すれば、情報収集を効率良く行えます。それでは共有リンクの使い方を手順で紹介しましょう。
<手順>
Safariを起動し、本のアイコンをタップ。
右上の「@」を選択すると、「共有リンク」の画面になります。何も表示されない場合は、右下の「登録サービス」をタップ。
Twitterを利用している場合には、ここにアカウントの一覧が表示されます。スイッチをオンにしてみましょう。
「共有リンク」の画面に戻ると、ツイートがたくさん表示されています。実は、リンクが貼り付けてあるツイートを自動的に抽出して表示してくれるのです。
また、Twitter以外にもウェブサイトを登録することが可能です。その手順も見ていきましょう。
既に紹介した手順ですが、登録したいサイトで本のアイコンを長押しします。
「共有リンクに追加」を選択します。
なぜか念押しで確認されるので、もう一度タップ。
すると、「共有リンク」の画面に&GPの記事が一覧表示されるようになりました。サイトを開かなくても記事一覧が確認できます。
ちなみにいろいろ試してみたのですが、どうやら対応しているサイトと非対応のサイトがあるようです。&GPのサイトは共有リンク機能と相性がよいみたいです。
8.ログイン認証を”超”素早く行う
さて、最後に大技を紹介しましょう。少々長くなりますが、一度登録しておけばかなり便利なので是非チェックしておいてくださいね。
ウェブサービスを利用していると、ログインの際にパスワード入力を求められますよね。よく利用するサイトの場合、毎回メールアドレスとパスワードを入力するのは非常に骨が折れます。そこで、素早くログイン認証を行う方法を伝授します。今回は例として「Gmail」のウェブサイトにログインを快適にする設定手順を解説します。
まずはアカウント入力についてです。アカウントIDはメールアドレスなので、ユーザー辞書登録をしておくと素早く入力できます。
<手順>
「設定」アプリを起動後、「一般」→「キーボード」とタップし、「ユーザー辞書」を選択。
ユーザー辞書の画面で右上の「+」をタップします(筆者の個人情報が盛りだくさんなので、モザイク掛けております)。
「単語」の欄にアカウントで使用するメールアドレスを、「よみ」の欄にそのアドレスを呼び出す合言葉を入力します。今回は「Gmail」を想定して”じめる”という合言葉を入力。最後に右上の「保存」をタップします。
これで1つめの準備が完了。
続いてパスワード入力についてです。
「設定」アプリを起動後、「Safari」をタップ。「パスワード」を選択します。
指紋認証など、セキュリティ認証を求められます。
「パスワードを追加」をタップします。
この画面で各項目を入力します。「Webサイト」には「Gmail」のログイン画面のURLを。「ユーザー名」には「Gmail」のアカウントとして使っているメールアドレスを(さきほどユーザー辞書に登録したもの)。そして「パスワード」には同アカウントのパスワードを入力しておきます。最後に完了をタップ。
ようやくこれで準備完了です!
さて、Gmailのログインサイトを開きます。
あらかじめ登録した合言葉「じめる」を入力すると、変換候補にメールアドレスが出てきます。一瞬でメールアドレスが入力できるはずです。
「次へ」をタップすると、パスワード入力画面になりますが、なんと既にパスワードが入力された状態で表示されます。あとは「ログイン」をタップするだけです。
以降、設定した合言葉の「じめる」を入力するだけ(ほぼ3秒)で、Gmailにログインできるようになりました。
日常でもビジネスシーンでもよく利用する「Safari」。今回はiPhoneを効率化する8つのテクを抜粋して紹介しました。この機に今までの使い方を見直して、さらに快適に運用してみてください!
(文/井上 晃)
いのうえあきら/ライター
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。