自民党の丸山和也参院議員【拡大】
オバマ米大統領に対し「奴隷」との表現を使うなど人種差別と受け取られかねない発言をした自民党の丸山和也参院議員(70)が、11日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう2時間SP」(後7・0)に出演した。
丸山氏は早速、「アメリカは昔、黒人を奴隷にしていたけれども、人種差別を乗り越えて、大統領にまで皆が支持する軸変革をする素晴らしい国だと賛美してた」と説明。「やっぱり理解力の乏しい人間、レベルの低いマスコミ、そういう人たちが声が大きい。まるっきり私が言ってることと逆のこと」と反論した。
これに対して松本は「おしゃべりを生業としている人間として、この言葉にオチといういい方は本当は駄目なんですけど、僕らの仕事でいうとこのオチですよね。オチの持って行き方が間違っている。どこに起承転結を持っていくかっていうのが、トークのひとつの成り立ちで、あの順番であの話し方をしてしまうと、こういう切り取れら方をされる。あれはミスだと思う」と持論を展開した。
丸山氏は「私の気持ちで、差別なんてまったくなかった。世の中は予想しない展開があるんですね」と語った。松本が「言葉の順番の間違いかな」と理解を示すと、丸山氏は「ありがとうございます」と感謝した。