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【大リーグ】

マー、米国時間「3・11」に登板 「一つでも多く、いいニュースを」

2016年3月11日 紙面から

東日本大震災から5年を前に、報道陣の質問に答えるヤンキース・田中=タンパで(共同)

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 【タンパ(米フロリダ州)穐村賢】ヤンキース・田中将大投手(27)も、特別な思いとともに「3・11」のマウンドに上がる。11日(日本時間12日)は、オープン戦2度目の先発。9日はブルペンでのピッチングなどで調整しつつ、被災地への思いも口にした。

 東日本大震災が起こった当時、楽天に在籍していた田中が、震災から5年たった現在の心境を語った。

 「5年たちましたけど、まだまだ復興に向けて時間は必要だと思う。これからも継続的な支援活動っていうのが大切だと思いますし、震災があったということを風化させてはいけない。後世に伝えていくことも大事なんじゃないかと思う」

 楽天時代には被災地にも多数訪問、ヤンキース移籍後もチャリティーイベントを実施するなど支援活動をしてきた。オフは毎年仙台で自主トレ。田中のプレーする姿を楽しみにしている被災者も多い。「今年は一つでも多く活躍してる姿、いいニュースを届けられるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 米国時間ながら、11日にはオープン戦2度目の登板が予定されている。9日はブルペンで30球を投げた。ここまではオフに受けた右肘の骨棘(こっきょく)除去手術から順調な回復を見せており、田中自身も「大丈夫。問題ない」。今季初となる中4日での調整にも問題がないと強調した。

 

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