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【プロ野球】オコエ、守備でビッグプレー 途中出場で2の0も存在感2016年3月11日 紙面から
◇オリックス4−3楽天オリックスは先発ローテーション入りを狙う佐藤峻が制球に苦しみながらも4イニング5安打2失点とまずまずの投球だった。楽天は3回に先頭打者の嶋、6回には銀次がそれぞれソロを放ち存在感を示した。先発の美馬は5イニング3失点だった。 卒業式出席のためチームを離れていた楽天のドラフト1位ルーキー、オコエ(関東第一高)が4日ぶりに試合に復帰。途中出場し、打撃では2打数無安打に終わったが、センターの守備でビッグプレーを披露し、存在感を見せつけた。 4回に代走で出場したオコエが魅せたのは、8回だった。縞田の打った右中間の飛球をスライディングキャッチ。梨田監督も「打った瞬間、ライトかなと思ったけど。あれを追いつくんだね。守備はスゴイ」と絶賛。オコエは「あれは、キャッチの方より、ポジショニングがうまくいった。配球を見て、あらかじめ、右中間に寄っていたのが、うまくいった」と涼しい顔で解説。 しかし、7回の守備では、反省も。小田の当たりは左中間に。レフト寄りに切れる飛球だったが、左翼・福田との声の連係がうまくいかずに二塁打に。「両方取れた当たり。声をかけられなかったみたいだ」と梨田監督が指摘すれば、オコエも「練習ではやってるけど、試合はまた違う。これからの課題です」と口元を引き締めた。 高校の卒業式が終わり、名実共にプロとなっての初の試合。「卒業式で気持ちも改めて? いや、プロに入った時点で改めてますから。ここで、改まるのもおかしい…」とオコエ。左手首故障のアマダーは開幕絶望となり、開幕1軍の可能性が一段と高まってきたオコエは、ひたすら前を見て、突き進む。 (竹下陽二) PR情報
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