悪口を言われた時の対処法:杉作J太郎「美しさ勉強講座」連載18
軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!
杉作J太郎先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」
18時限目・悪口を言われた時の対処法
今回から第二章になります。
第二章は実践編。
こんなとき、どうするか、どう考えればいいか、ということを記していこうと思うんだが、俺もまだ修業の身なんでね、達観しているわけでも開眼しているわけでもない。ま、もがきながら、いっしょに考えていきたいと思っております。
《悪口を言われてたとき、どう対処するか》
言われてたとき、というか、言われていることを知った時、言われていることを知ってしまった時というのが正確だね。
悪口は言われてる。
この世に存在するすべてのひとが、誰かに悪口を言われております。
確かめたわけじゃないけどこれは間違いない話でね。世界記録を持った大打者でも、男の中の男と呼ばれる任侠映画の大スターも、名前を出すとなんか本意じゃないから書かないけども、悪口を言われている。歯を喰いしばって頑張ってるアイドルのあの子も、少年時代からすべてを犠牲にして頑張ってきたストライカーのあの選手も、悪口を言われている。性格だったり容姿だったり性癖だったり。絶対的にどうでもいいことを鼻で笑われて蔑まれてる。
もうね、情けなくなる。
物心つかない子供がほざいてるんならまだバカで世間知らずだからしかたないで済むが、いい歳をした大人とか、ちゃんとした人間が集まってるはずの場所でそういう話題が取りざたされたりしてると情けない。
情けないと言うか、残念だ。
きびしい。
が、とにかく事実としてはどれだけ頑張っても言われてしまうものなのでそう考えるとまず諦めはつく。
あの、男の中の男とされる御人でさえ悪口を囁かれるなら、自分なんかに言われてもしょうがない。まずそう思うことで爆風をやわらげることはできる。できるけれども、ま、それではまだ解決にはなってないね。どこの誰が言ってるんだ、とやはり腹が立つし、それが身近な人物に言われてたりすると「なめやがって」と腹が立つ。ここをどう考えていくかということは次回だね。
(つづく)
<隔週金曜連載>
【杉作J太郎:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろう
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める男の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。
おすすめ本:「ボンクラ映画魂(完全版)燃える男優列伝」(杉作J太郎(徳間書店)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13815632/
おすすめ本:宇宙刑事ダイナミックガイドブック(杉作J太郎・編)(徳間書店ハイパームック)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13082203/
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