(cache) ネットワークビジネスの連中を避けるのはやめようと思った話

まずはじめに、私はネットワークビジネスが嫌い。

これまでも、これからも関わるつもりはない。

でも最近お金の勉強やブログをはじめてみて、嫌いなりにも彼らに対する意識がちょっと変わった。

初めて勧誘されたのは社会人になって間もない頃。30人ほどの飲み会で年上の女性と知り合い、その後何度か誘われて飲みに行った。

知り合って１ヶ月もたたないある日自宅に招待された。『おうちによんでくれるなんて、すっかり仲良しだな〜』とウキウキしながらお邪魔すると、どこもかしこも◯◯ェ◯製品で揃えられていてゾゾゾと鳥肌がたったのを覚えている。（何か買わないと、こここ殺される…!!?）と本気で思った。笑

洗剤やサプリメントをあれこれ勧められるも、なんとかその場をやり過ごすことができた。帰りの道すがら、『別に私のことが好きで誘ってくれてたわけじゃないんだ…』と悲しい気持ちでいっぱいになり一週間ずっとしょんぼりしていた。その女性とはその後一切連絡を取っていない。

自分の中でその出来事はちょっとしたトラウマになっていたのかもしれない。

それ以降、ちょっとでもその気配のある人（元気ハツラツとしていて、やたら夢を語る人とか）からの誘いは全て断り、なるべく関わるのを避けていた。ネットワークビジネスやってるやつは全員悪！と言わんばかりに拒絶していた。

でも最近いろいろ思うことがあって、無闇に避けるのはよくないなあと思ったんだよね。

彼らの組織の中でも、稼いでる層は、セールスが上手だし、人に好かれる術を知っている。そしてのし上がってやろうというマインドに溢れてる。実力主義の世界でたくさん稼いでいるのは素直に凄いと思う。

世間からのイメージはどうであれ、将来のことを考えて行動にうつしてるんだから、今まだ何もしてない私がバカにできる立場じゃないんだよね。

彼らが稼ぐのに使うのは『人脈』。私もこのブログの記事をSNSでシェアして広告で稼ぐのに『人脈』を使っているわけだから、その点は同じなんだよなあ。（もちろんそのためにみんなと友達になったわけじゃないんだけど）

『人付き合い＝金』の考え方が嫌と言いつつ『じゃあ果たして己は人付き合いするときに損得を一切考えていないのか』と。

『一緒にいると楽しい』の他にも『奢ってくれる』『美意識が高まる』など、人と付き合う理由ってよくよく考えるとすべて利己的。人間関係は互いの損得のバランスの上に成り立っていると思う。ネットワークビジネスをする人たちは、たまたまそれが『お金』だったということ。

それでも私は『楽しい』からいろんな人と出会いたいと思っているし、『一緒にいて楽しい』と思われたい。

彼らは彼らなりにポリシーがありるんだと思う（私を勧誘した人も環境を守りたいとか老後もみんなで笑って暮らしたいとか言ってた）。

けれど、たとえたくさんお金を稼げたって、人との新しい出会いがある度に、それを金勘定するなんて悲しいしめんどくせえ。

ただ、さっきも言ったように彼らのビジネスの能力はすごいし、『このコミュニティでは勧誘しない』とか自分で線引きを決めてて、ふつうに友達として付き合える人もいる。そう、いいやつもたまにいるんだよ！

だからネットワークビジネスって聞いた途端、シャットアウトするのは違うなあと。彼らとも上手に付き合っていこうと思った次第です。

意識高いOLのブログ