節約に取り組むなら、そのかかる労力に節約額が見合ってこそだと思う。
普段職場で飲んでいるペットボトルや缶飲料を見直して、職場によっては調達にかかる手間をほとんどなくしながら、効果的に節約する方法を紹介する。
俺の場合は500mlの水をやめて以来、年間で3万円ほどの節約ができている、けど、手厚い福利厚生でドリンクサーバー完備なホワイト企業勤めの人には役に立たないぞ!
飲料品の節約は負担が少ない
節約には我慢がつきもの、というイメージが強いと思う。
飲料品の節約はむしろ楽をしたり、飲める量が増えることもあって、取組みやすい。
単純に500mlの水は高すぎる
水の銘柄や買う店によって多少の差はあるにしても、500mlの水を通勤途中に営業しているコンビニで買うとしたら、税込84円はする。俺が普段買っている2Lボトルが税込81円だから、500mlに換算すると20.25円、単価/mlでは実に4倍以上も高いわけだ。
そもそも、換算する前から2Lの方が安い……。
毎日500mlを飲むとして、63.75円×220日の勤務で14,025円の差。俺の場合は毎日1Lほど飲む上に勤務日数も多いから、概算で3万円ほどの差になっている。
500mlボトルの利点は持ち運びに便利なところだから、特にデスクワークを主とする人ならあえて500mlを選ぶ必要はない。見ての通り、明らかに費用対効果が悪すぎる。
大容量の商品を買ってマグカップで飲む
水に限らず、大半の飲料品は内容量が多くなるほど単価/mlが安くなるから、少容量の商品をやめて、大容量の商品を選ぶだけでもかなりの飲料代を圧縮できる。
ただし、大容量の商品を買うと、今までのように直接口をつけて飲むには大きすぎるし、必然的に2日以上をかけて飲むことになるから、容器内の雑菌の繁殖が気になる。
この問題は、職場にマグカップを常備して解決しよう。
職場用に新しく買ったとしても1~2週間で回収できるし、寒い冬場は電子レンジで白湯にできるのもいい。ちょっとだけお洒落感も演出できる……かもしれない、たぶん。
外回りや屋外仕事の人でも、事務所に取り置きしておいて、必要なだけ水筒や空きボトルに詰めれば節約になる。それが肉体労働なら、いっそ2Lのままでもいい。
通販で職場に直接届ければ、楽をしながら節約できる
比較的寛容な職場なら、許可を取って通販の配送先を職場に指定すると便利だ。
俺は2L×6本×2ケースセットの水をAmazonで買って、元々入っているAmazonプライムの送料無料お急ぎ便で届けてもらっている。ちなみに、自宅用は4ケースセットで頼む。
俺の場合は、
毎日レジに並んで500mlの水を84円で買い、それを持って通勤する
これが……
月に1回未満の2分もかからない発注操作で、500mlあたり20.25円の水が届く
こうなるわけだ。
しかも定期便を使えばより安く、勝手に届き、商品の質は完全に同じだ。
このためだけにAmazonプライムを契約したとしても、年会費は3,900円だから節約分で完全に取り戻せてしまうし、その他の特典もお得だから文句のつけようがない。
お得な特典の数々については、「今日はヒトデ祭りだぞ!」の紹介記事が詳しい。
通販サイトはAmazonに限らず色々とあるから、好きなところから買えばいい。
飲料品のケースは重くて安い最悪の商品でもあるから、配達員の方にはちょっと悪い気がしてしまうけど、それも仕事だからしょうがないと割り切って、遠慮なく発注しよう。
そして伝票に受領印を押したら、心を込めて感謝を伝えよう!
節約重視なら安い店でケース買いがいい
とにかく節約を追及するなら、ディスカウントストアやドラッグストア、スーパーで特売日を狙ってケース買いをするのがいい。俺の知る限りでは、2L×6本の水ケースを税込324円で売っている店があった。2Lあたり54円という破格。
ただし、それを職場に持ち込むことを考えると、そのかかる労力に節約額が見合うかどうかは怪しい。どうしても節約重視でいきたいなら、考えてみてもいい。
まとめ
要点をまとめると、次の通りだ。
- 飲料品は、内容量が多くなるほど単価/mlが安くなる
- 大容量の商品を買って、マグカップで飲むとお得でたぶんお洒落だ
- 外回りや屋外仕事でも、水筒や空きボトルを使って応用できる
- 通販の配送先を職場にすれば、楽をしながら節約できる!
- 配達員の方には感謝の気持ちを忘れないようにしよう
- 節約重視なら、実店舗でのケース買いがお得(ただし労力がかかる)
よく飲むことがわかっているものなら、自宅でも使えて更に節約できる。
俺の場合は水以外にも大量購入で節約できているから、実際の節約額は3万円を上回っている。浮いた分は映画を観たり、服でも靴でもプレゼントでも買えば人生もっと豊かになる!はずだ!
飲料品から始める節約術、どうぞお試しあれ!
うん。
そんなところだ!