読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ポジ熊の人生記

雑記です。ブログが大好きなので定期的にブログ論を書く癖があります。

MENU

「他人と比べず、今を一生懸命生きる」幸せになる唯一の方法です

広告

世界にひとつだけ

理屈では解ってても、どうしても他人と比べてしまう生き物、それが人間ですよね。これについて思うことを綴ります

比べてしまう哀しい生き物

「あの人はこれがあるから」「この人はこんなところが優れているから」人間というのは時に誰かと比べては落胆し、溜息をつき、悲観することがあります。人の幸せを羨み、妬み、「無いこと」に腐心して消耗する。それは自分でも「精神的に良いことではない、真理から遠ざかっている」そのように感じている人が多数ではないかと考えています。

もしこのような感情が沸き起こった時に、それは誰かが生み出したことにより引き起こされたことであり、自分は決して悪くないのだ!このように考えてしまうようでは、また同じような悲しい出来事に遭遇してしまうでしょう。そのようなネガティブな感情が生まれることは誰の責任でもない、あなた自身が生み出しているのです。

過去にどのような境遇があったかは定かではありませんし、とても辛い思い出などがあるかもしれません。それで今の自分がネガティブで悲観的になっているに違いない、そう考えている人も少なからずいるでしょう。世間はそれにたいして憐憫・同情の目を向けます。「可哀想に、この人は大変な境遇や過去の事件の影響で今を頑張れないんだな、それは仕方のないことだ」こんな風に考えてしまう。しかしこれは正しいことではありません。その憐憫・同情はこれ以上そこからその人が前に進むということを建設的に考える思考を放棄したことになります。

 

今ここを生きぬは人生の嘘です

人間は過去に何があろうとも、それに責任を押し付けて今を頑張らない理由にはできないのです。もしそれらを理由に頑張らないのであれば、これを「人生の嘘」と呼びます。「今、私がこんなに辛いのは、過去のあの時にあったあの事件が原因だ」とか、「一緒にいるこの人の影響で私は前に進めないんだ」とか。これは全て人生の嘘にほかなりません。もし自分が前に進むうえで障害となる人間がいて、それを本気で何とかしようと思えば、立ち向かうか、もしくは離れて環境を変えるなどの手段が取れるはずです。しかし、そのアクションを起こそうとせずに「今の私が頑張れない」理由をそこに転嫁しているのですね。

物事の順番が逆になっているのです。「私が頑張れないのは、過去にこんなことがあったからだ」「私が頑張れないのは、今のこの環境が原因だ」という理屈は、実は逆なのです。「過去にあった出来事を『悪い』ことと意味づけてしまえば、今ここを頑張らなくて済むんだ」「今ここにあるこの環境を『悪い』ことと意味づけてしまえば、頑張らなくて済むんだ」心の中ではこう考えているのです。つまり、今ここを頑張りたくないから、人間は過去や現在の環境に悪い意味付けをしているのです。信じられないかもしれないですが、これは事実です。

これがつまり何を意味しているのか、それは「今ここを一生懸命に生きることに対しては何の障害もない」ということになります。もしそこに障害を見出すとすれば、すべてあなたが意味づけた事柄に過ぎない。今を頑張りたくない人が作り出した嘘なのです。「あれがあるから」「これがあるから」頑張らない。頑張らない人は人生に嘘をついて生きている。

 

今ここを生きましょう。何かに責任転嫁するのは止めましょう。あれがあるから、これがあるから。誰かに惑わされる人生は捨てましょう、あなた自身の選択で、過去に責任を押し付けず、他人に振りまわされないであなたの人生を生きてください。自分と他人を比較しないこと、これが今あなたが直ぐに幸せになれる唯一の方法です。ほかに方法はありません。