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高校基礎学力テストで複数の難易度用意 文科省案
3月11日 21時51分

文部科学省は高校在学中に学習の定着の度合いを測るために導入する新たなテストについて、各学校が行っている定期試験や高校入試の問題などを収集してデータベースを作り、難易度が異なる複数のテストを用意するという案を示しました。
文部科学省は大学入試改革の一環として、高校在学中に学習の定着の度合いを測るための「高校基礎学力テスト」を平成31年度から実施する方針です。
11日開かれた有識者会議で文部科学省は問題のイメージとともに、テストの作成方法の案を示しました。それによりますと、問題は基礎的な知識や技能を問うものが中心で当面は国語、数学、英語の3教科で行うとしています。また、全国の高校が行っている定期試験や実力テストのほか、各地の高校入試の問題なども収集してデータベースを作り、それらを組み合わせて難易度の異なる複数のテストを用意するとしています。
学校はその中から適切なレベルのテストを選び、生徒たちは1年生から3年生まで繰り返し受けることができるようにします。パソコンで解答したり、過去の成績と比較して学習の定着度合いを測ったりする仕組みも導入するということです。
有識者会議は今月中に最終報告をまとめることにしています。

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