民主党と維新の党は10日、合流新党の党名を「立憲民主党」と「民進党」の2案に絞り込み、一般向けに意向調査を実施すると発表した。週末に調査したうえで、来週中にも新党名を決める。
新党名は4~6日にインターネットやファクスで公募し、1万9933件の応募があった。最も多かったのは「民主党」で1456件。次いで「立憲民主党」の725件、「民新党」の352件だった。
「民進党」はトップ3に入っていないが、維新幹部が強く推した。両党は合流に際して(1)党名を新しくする(2)党名は「客観的な方法」で決める――ことで合意しており、公募で最も多かった「民主党」は外れた。
略称はそれぞれ「民主」「民進」を想定。調査はそれぞれの党が別々の会社に委託して実施し、結果が異なる場合などは話し合いで決める。