予備校生殺害事件 少年を殺人の疑いで逮捕

3月11日 16時10分

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先月２７日に福岡市西区の路上で、予備校に通う１９歳の女子生徒が刃物で刺されて殺害された事件で、警察は交番に自首したあと、病院で手当てを受けていた同じ予備校に通う１９歳の少年を殺人の疑いで逮捕しました。

先月２７日の夜、福岡市西区姪の浜の路上で近くに住んでいた予備校生の北川ひかるさん（１９）が刃物で刺されて殺害されました。
事件直後に、同じ予備校に通う１９歳の少年が現場近くの交番に自首し、北川さんをナイフで刺したことを認めたということで、少年は両手にけがをしていたため、病院に入院して手当てを受けていました。
警察は、けがの治療が進められた結果、取り調べに耐えられる状態にまで回復したとして、１１日に少年を殺人の疑いで逮捕しました。警察によりますと、調べに対し、容疑を認めているということです。
少年は去年４月から、北川さんと同じ予備校に通い、知り合ったということです。警察によりますと、交番に自首した際、北川さんに思いを寄せていたという内容のことを話していたほか、病院で行われた事情聴取で事件の直後に現場近くの川に飛び込んだと話していたということです。
警察は動機や事件のいきさつなどを調べています。