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交通事故の死者を年間2500人以下に 今後5年間で
3月11日 11時44分

交通事故の死者を年間2500人以下に 今後5年間で
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交通事故による年間の死者を2500人以下にするという目標を盛り込んだ、今後5年間の交通安全に関する政府の基本計画が11日に決定されました。警察庁は過去の交通事故を詳細に分析し、その結果に基づいた対策を実施することで、目標を達成したいとしています。
政府は5年ごとに自動車や鉄道などの交通安全に関する基本計画を定めていて、交通事故による年間の死者を2500人以下にする目標などを掲げた、来年度からの基本計画を11日に決定しました。
去年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4117人で、目標を達成するためには5年間で39%減らす必要があります。警察庁は去年の死亡事故を詳しく分析した結果、24歳以下や75歳以上の人が運転するバイクや車が起こした事故が、ほかの年齢層に比べて多くなっていたほか、道路を横断中に死亡した65歳以上の高齢者の60%余りが車が通行する直前に横断するなどの法令違反があったということです。
警察庁は、こうした過去の交通事故を詳細に分析して、その結果に基づいた対策をきめ細かく実施することで目標を達成したいとしています。
河野国家公安委員長は11日の閣議のあとの記者会見で、「非常に高い目標を掲げているので、高齢者の家族にも気を付けてもらいながら、警察としても達成するよう、さまざまな施策に取り組みたい」と述べました。

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