トップページ文化・エンタメニュース一覧プレハブ住宅が初登録へ 国の登録有形文化財
ニュース詳細

プレハブ住宅が初登録へ 国の登録有形文化財
3月11日 17時26分

プレハブ住宅が初登録へ 国の登録有形文化財
昭和38年に別荘として建てられた長野県軽井沢町のプレハブ住宅など199件が、新たに国の登録有形文化財に登録されることになりました。プレハブの建物が登録されるのは初めてだということです。
登録有形文化財は建設から50年以上たった貴重な建造物を登録するもので、文化庁の文化審議会は11日、199件を新たに登録するよう馳文部科学大臣に答申しました。
この中には、昭和38年に長野県軽井沢町に別荘として建てられたプレハブ住宅が含まれています。台所やトイレなどを備えた本格的なプレハブ住宅の国産第1号として発表された「セキスイハウスA型」で、ほぼ当時のままの形で残っているのは、国内ではこの1軒しかなく、戦後の住宅業界を語るうえで貴重な建物だと評価されました。文化庁によりますと、プレハブの建物が国の登録有形文化財に登録されるのは初めてだということです。
また、11日の文化審議会では、東京国立博物館に所蔵されている「紙本金地著色洛中洛外図」や、奈良市の春日大社が所蔵する室町時代初期のかっちゅう「黒韋威胴丸」など、4件の美術工芸品を新たに国宝に指定することも答申されました。

関連ニュース

k10010439991000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ