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  • 移動平均線とRSIを例にパラメーターの比較をする!
  • パラメーターの変化によってどう変わってくる!?
  • 目的をはっきりさせた上でパラメーターは決めよう!

FXでテクニカル分析をやっているときに、「このパラメータでいいんだろうか…」なんて疑問に思ったことはありませんか?
よく分からないので、なんとなくデフォルトのパラメータをそのまま使っちゃってるっていう人も多いようです。
今回は最も有名なテクニカルの移動平均線とRSIについて、パラメータの設定を変えるとどのくらいテクニカルの動きが変わるのか、実験をしてみました。
パラメータ設定のヒントにしてみてください!

パラメータによる移動平均線の動きの違いを比較!

トレンドへの反応の早さはどのくらい変わってくる?

一般的にパラメータが小さければ小さいほど、相場の動きに対して敏感に反応するということが言われていますよね。
それでは実際に、その反応がどのくらい違うのかをチャートで見てみましょう。

アベノミクスが始まる頃のチャートを、例として見てみましょう。
ご存知のとおりドル円は大きな上昇を見せるわけですが、移動平均線はこの上昇に対してどのタイミングで反応することができたんでしょうか?
まずは傾きに注目してください。

移動平均線の基本

labo-10941-1

チャートに入れている移動平均線は3本、水色が20日線、青色が50日線、赤色が200日線です。
3本とも右上がりの曲線を描いていくわけですが、右上がりになるタイミングがかなり変わってくるのがわかると思います。
分かりやすいように、右上がりと判断できそうなところをそれぞれの色で囲んでみました。

20日線で右上がりの傾きが確認できるのは、最初の上昇が始まってほんのすぐのところですね。
続いて、半月ほどしてから50日線が右上がりにシフトしていっています。
200日線が右上がりになるのは、相当遅いですね。

トレンドの初動を移動平均線の傾きで把握しようとしたら、この中では20日線が向いていると言えますね。
しかし、このように反応が早いということは、逆に言えばちょっとした動きでもすぐに騙されてしまうという面もあります。
小さいパラメータを使う場合は、この特徴は意識しておいてくださいね。

自分の取引スパンに合わせるのが大事

ちなみに、「大きな流れを見るのであれば200日線がいい」というのが、広く言われている話です。
移動平均線を使ったチャート分析の超有名理論であるグランビルの法則も、200日線を前提にしています。
これはよく知られている話で、多くのトレーダーは200日線の動きを意識していることが多いです。
投資関係のニュースなんかを見ると、話題に出てくることもよくあります。

グランビルの法則について

僕自身、取引をしていて200日線はかなり信頼性が高いという実感があります。
ですが、200日線だけを見て取引をするとエントリーチャンスがとても少ないんです。
方向感を見るのには200日線は良さそうですけど、これではサインとして使うには物足りないですよね。

もちろん、これは取引スタイルによります。
「一度ポジションを持ったら1年は持ち続けてOK!」という人だったら、200日線でも問題ないかもしれません。
1週間、1ヶ月でポジションを切るという人は、200日線といった大きいパラメータのものと併せて、小さいパラメータのものも使っておきたいところです。
要は、自分の取引スパンに合ったパラメータを探す、というのが大事なんですね!

パラメータによるRSIの動きの違いを比較!

サインがどのくらい出やすくなるのか?

次はオシレーター系についても見てみましょう。
テクニカルはRSIを使ってみます。
チャートは、大きな上昇トレンドを見せた2014年後半以降のドル円を見てみます。

RSIの基本について

labo-10941-2

サブチャートがRSIですが、上のほうがパラメータを14、下のほうがパラメータを9としています。
また、メインチャートには先ほどと同じ移動平均線をそのまま入れています。

移動平均線の動き、特に200日線を見ればよく分かりますが、上昇トレンドが続いていますね。
RSIはトレンドが出たときは張り付きやすいわけですが、両方とも上に張り付いている時間帯が長いですね。
しかし、上昇トレンド中でも下に押すことはあるわけです。

これを見ると、パラメータが9のRSIでは基準となる30%レベルに2度タッチしています。
一方でパラメータが14のRSIでは、押したタイミングでも30%レベルには届きません。
全体のRSIの形を見れば同じような形をしていますが、パラメータが小さいほうが振れ幅が大きくなってくるわけですね。

状況に応じてパラメータを調整して使うべし!

今回はあえてトレンド発生中のチャートを例として出しました。
トレンド発生しているときはRSIは使えない、ということはよく言われることです。
しかし、押し目を狙うという目的を決めて使う場合、パラメータを小さくして敏感に動くように調整すればRSIもうまく使うことができるんですね。

相場の状況に応じて、また、目的をはっきりさせたうえでパラメータをうまく調整していくことが大事になってくるわけです。
例えば、レンジのときはパラメータを14にして逆張り狙い、トレンドのときはパラメータを9にして押し目の順張り狙いという具合ですね。

自分の取引スタイルと狙いを明確に!

移動平均線とRSIについて、パラメータを変えて動きを見てきました。
パラメータによって動きが変わってくることが実感できたんじゃないでしょうか。

どのパラメータを使うかを決めるためには、そのテクニカルを使って何を知りたいかをはっきりさせることが大事です。
それをはっきりさせるためには、自分の取引スタイルと狙いを明確にする必要があります。

例えば、自分はスイングで1ヶ月くらいで利益を確定させたい。
そのうえで、今はトレンドが出ているから、次の押し目で拾っていく狙いで取引していこう。
こんなかんじです。

どんな取引をやりたいのか、曖昧なままではいくらパラメータをいじってもなかなかうまくいきません。
ここの順番を意識して、いろいろなパラメータを試して自分の取引にあったパラメータを見つけてくださいね!

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FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。兼業投資家。 主にスイングトレードを中心にトレードをして、年間通して勝てるようになってきました。 最初はボロ負けしてたので、そこからどうやってFXで勝てるようになったかやFXに関する情報を書いています。

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管理人:FX課長

少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら

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