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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

ガチで英語を身につけるための3ステップ(推薦参考書付)

英語

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ぼくは留学経験がまったくない純ジャパですが、今は結構な頻度で海外出張したり、ネイティブの人たちとディスカッションしながら仕事を進めたりできるようになりました。

もちろんなんとなくやっていったらできるようになったわけではなく、しっかりと時間をとって勉強したからこそ、ある一定のレベルまでは到達できたのかなと。

TOEIC偏重主義に異議を唱えたい

英語記事はいろいろ出ていますが、だいたいが「TOEICでいい点を取るにはどうすればいいか」しか書いてないんですよね。TOEICの点を取ってなんかいいことあるんでしょうか。せいぜい就職活動で内定が貰いやすくなるとか、社内で昇進しやすくなるとか、その程度のメリットしかないです。

もっと目標を高く持ってみませんか。海外の人としっかりコミュニケーションをとれるようになったり、海外に一人で行って十二分に楽しんだり、海外駐在して自分のキャリアの選択肢を縦横無尽に広げたり。せっかく時間を取って勉強するのであれば、そのぐらい目指しても罰は当たらないと思います。

ま、「本当に英語はなせるようになるとか、そんなことはどうだっていい、とりあえず目先の昇進のためにTOEICの点だけほしいんだ!」という人は、下記の本でも購入して何周かしてください。今600点持っている人であれば、ちゃんとやれば750ぐらいはいくと思いますよ。

この本自体はすげーよくできてます。TOEICでいい点を取るためのコツがこれでもかというぐらい詰め込まれていて、これをちゃんと使いこなせればさくっと100-200ぐらいはあがるでしょう。TOEICあげたい人にはマジでおススメです。・・・ですが、昇進や就職のためにTOEICの点数を上げるなんていうセコいことをしている暇があるのならば、本気で使える英語力をつけませんか?

もし本気で使える英語力をつけたい人がいたら、ぜひこの先もお読みください。

1.ガチ単語を徹底的に叩き込もう

読めない書けない聞けない話せない、いろいろあるでしょうが、まずは単語を頭にぶち込みましょう。知らない単語がバリバリ出てくる文章を読みこなせるはずがありませんし、リスニングも然りです。スピーキングやライティングも、ある程度の単語力をつけないと、アウトプットは「ぼくね、だいがくせいなの!」レベルで終了です。

ちゃんと大学受験している人であれば、腐ってもそこそこの単語力はあるはずです。それを思い出すとともに、かつハイレベルな文章や音声にも対抗できる力をつけるため、こいつを徹底的にやりこみましょう。

TOEFL受験者の多くは、こいつに相当苦しまされてきたことでしょう。特にRank3以降。しかし、確実にその価値はあるといえるよい単語集です。さくさく進めていって何週もし、すべて頭に叩き込みましょう。英語から日本語の意味がわかるだけでなく、日本語から英語も出てくるようになるといいですね。リーディングだけなら英語から日本語で大丈夫ですが、ライティングやスピーキングの向上も狙うなら、日本語から英語もできるようにしておくべきです。

2.文法もちゃんと復習しよう

「いまさら文法なんて・・・」という人は甘すぎます。日本人はちゃんと文法を勉強してきた!とまことしやかにささやかれていますが、残念ながら全然レベル低いです。

これをちゃんとやりきって、時制や受身、仮定法等々ちゃんと使いこなせるようになりましょう。留学経験があってパッと見ペラペラっぽい人でも、文法で結構ミスをしていることがあります。文法でミスってももちろん伝わりはするのですが、ネイティブになめられます。「あ、その程度ね(笑)」的な。

「ワタシ、ニホンニ、イマイキマシタ!」みたいなことを言っている外人さんがいたら、どう思います?もちろん、一生懸命勉強していてえらいなーとは思うかもしれませんが、日本語でビジネストークはしませんよね。それと同じことです。文法をナメたらいけません。特にイギリス人は、こっちの英語がイマイチだとすげー冷たい反応をしてきます・・・。

3.ハチャメチャに話しまくろう

英語基礎力はあるものの話すことができない人、よくいますよね。できないわけないんだから、まずは「話す」ということに慣れてください。そのためにはこちらです。

中学1年生-3年生レベルの英文が載っています。ある程度英語に慣れ親しんできた人ならば、理解できないということはほぼないはず。ここでやりたいのは、「英語を話す訓練を徹底的にすること」です。日本語を見て即座に英語が出てくるまで、とにかく反復練習しましょう。

「この10台の車の中であの赤い車が一番高い。」という文章を見た直後に「That red car is the most expensive in these ten cars」と即英語に変換するトランスレータを自分の頭の中に作りこむイメージです。そうすると、普通に英会話しているときも、反応速度が段違いに上がります。

一人でやるのがきつければ、友達と一緒にテストしあってもいいかもしれません。この訓練をやっていくにつれて、「あれ、おれ英語はなせるのかもしれないな!?」という感覚がついてきます。これで慣れてきたらオンライン英会話とかもいいですね。なんか2ヶ月も無料体験できるところがあるみたいです。いい時代だ。

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ここまでやったら、あとはどっぷり浸かっていこう

3800をやり切り、キク英文法で文法をマスターし、瞬間英作文で話す訓練をしまくったら、あなたはかなりいい感じのレベルに達しています。ここまできたら、あとは英語にどっぷり浸かっていきましょう。

英語の映画を見るでもいいし、英会話カフェにいってネイティブと話しまくってもいい。外人の恋人を作ってみるのもいいっていいますね(ぼくは経験ないですが・・・)。あとは王道ですが、ぜひ1年ほど留学に行きましょう。海外駐在のチャンスがあったら、臆せず手を上げましょう。そこまでのチャンスがない方だったら、フィリピンでちょっとだけ語学留学とかもありかもしれません。

英語留学

基礎力をつけたあとにそうやって英語に浸かっていくと、驚くほど英語が使えるようになっていきますよ。一緒にがんばりましょう。