softbankのiPhoneを格安simで使う方法をまとめてみました。筆者実践ではないので動作保証はできかねます。ご参考までに。
目次
1.softbankのiPhoneをそのまま格安simで使えない理由
2.方法①:softbankでsimロック解除をしてもらう(最短2016年3月~)
3.方法②:非公式のsimロック解除(ファクトリーアンロック)をする
4.方法④:simロック解除アダプタ(通称:sim下駄)を使う
1.softbankのiPhoneをそのまま格安simで使えない理由
現在格安simには2種類のものがあります。
・docomo系格安sim⇒docomo回線を使って通信をおこなうsimカード
・au系格安sim⇒au回線を使って通信を行うsimカード
softbankで販売されているiPhoneにはsoftbankの『simロック』というものがかけられています。softbankの『simロック』がかかっているとsoftbank回線を使って通信をおこなうsimカードしか使えません。(2016/1/25)現在softbank系格安simは存在しないため、softbankの『simロック』がかかっているiPhoneは格安simが使えないという理屈です。
2.方法①:softbankでsimロック解除をしてもらう(最短2016年3月~)
softbankでiPhoneのsimロックを解除すれば、docomo系格安simを使うことができるようになります。(au系格安simも使えるとは思われるが、docomo系の方が無難)ただし、simロック解除には条件がありまして、現状対象となる機種は、
・iPhone 6s / iPhone 6s Plus
の2機種のみです。また、
・購入してから181日目
からsimロック解除可能となりますので、(2016/1/25)現在は事実上simロック解除をしてもらえるsoftbankのiPhoneはありません。simロック解除の条件詳細はsoftbank公式HPをご参考ください。⇒ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除 | SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクのご利用について確認する | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク
3.方法②:非公式のsimロック解除(ファクトリーアンロック)をする
非公式でiPhoneのsimロック解除を行ってくれる業者が存在します。例えばこういったところ。
simロック解除の料金相場は概ね20,000円~となっています。
非公式simロック解除(ファクトリーアンロック)のリスク
・解除費用が数万円と高い
・simロック解除をしてもiOSのバージョンアップなどを発端として再度simロックがかかる場合がある
・IMEI番号(端末の識別番号)を入力する作業を間違えるとsimロック解除失敗。返金も受けられない。
・simロック解除まで日数がかかる。(通常30日~)
費用もかかるしリスクも大きいので決しておすすめできる方法ではありません。
4.方法④:simロック解除アダプタ(通称:sim下駄)を使う
amazonなどで『simロック解除アダプタ』を購入。simロック解除アダプタをdocomo系格安simに装着。そのままsoftbankのiPhoneに挿し込み、あとは設定をおこなうことで擬似的にsimロック解除状態にするという方法です。『simロック解除アダプタ』販売で比較的評判のよいショップは下記のようなところ。
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simロック解除アダプタを使うことのリスク
・『simロック解除アダプタ』の品質は個体差が大きい。偽者も出回っているらしく、はずれを引くと努力してもsimロック解除状態にできない。
・普通のsoftbankのsimカードを挿しても電波を拾わない状態になる場合がある。(通称:圏外病)
・simロック解除状態にした後でも、しばしば電波を拾わない状態に戻る場合がある。
こちらもこういったリスクがあります。『simロック解除アダプタ』の相場は数千円と金銭的リスクが低い点はよいかもしれませんが、試す場合は自己責任で。
おわりに
simロック解除の方法は以上の3種類です。ファクトリーアンロックやsim下駄を使う方法はリスクが高いので、iPhone 6s/iPhone 6s plusをお持ちであれば、公式にsoftbankでsimロック解除できるようになるのを待つ方が無難です。リスクを容認した上で、どうしても6S以前の機種や今すぐsimロックを解除したい場合だけにしましょう。