災害時の水源確保にも! 空気から水を集める「Fontus」
ソーラー発電で電源いらず。
人の活動に無くてはならないのが「水」。それはトレッキングなどのスポーツだけでなく、災害時でも変わりません。もちろんあらかじめ水を備蓄しておくのが一番ですが、それでもどうしても水がたりない…そんな時に活躍してくれそうな、空気中から水を集められるボトル「Fontus」が登場しました。
Fontusはボトルタイプの「Airo」と自転車に搭載する「Ryde」の2モデルが登場。Airoは本体のボトルと水の生成部分、そしてボトルに巻きつけられるソーラー充電用のパネルからできています。またRydeはソーラー充電ではなく、風の力で自然に水を生成します。
Airoで水を作る場合、まずソーラー充電用のパネルを太陽光に当てて発電し、その電力でファンを回して空気を循環させ、空気中の水蒸気から水を生成します。水の生成量は晴天時なら1時間あたり0.8リットル。太陽さえ見えていれば、日中にかなりの量の水が生成できます。
こちらは自転車に搭載する「Ryde」。自転車のフレームに取り付ければ、前から流れる風の力で空気を冷やし、水を作ることができます。ただでさえ自転車のライディングは水分を多く必要としますから、自分で水を生成できるFontusはとてもありがたいですね。
Fontusのプロジェクトは現在オーストリア政府から資金の提供を受けており、今年の3月からクラウドファンディングにて製品化のプロジェクトを開始します。普段はスポーツでの水分補給に、また災害時には備蓄した水の節制に、Fontusは大いに役立ちそうです。
(塚本直樹)
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