なぜか未だにアプリを使い終わるとホームボタンをダブルクリックし、そのアプリを終了したがる人が後を耐えない。やめましょう。その操作によってiPhoneの電池持ちに悪影響を及ぼしているのだ。
このことについて9To5Macの読者であるCalebさんはTim Cook氏に直接質問してみることに。残念ながらクック船長からは返事がもらえなかったが、代わりにソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長を務めるCraig Federighi氏がシンプル・イズ・ベストな返信を送ってくれたことが明らかになったので、紹介する!
Craig Federighi氏「電池持ちにアプリの終了は不要」
Calebさんは「マルチタスクしているiOSアプリを頻繁に終了していますか?そして電池を持たせるためにこの操作は必要ですか?」という質問を3月6日20時28分にCook氏宛に送信。翌日11時25分、Federighi氏からシンプルなメールが返ってきた。どちらの質問に対しても「No」、つまり、マルチタスクしているiOSアプリは頻繁に消していない、そして電池を持たせるためにアプリを終了する必要ないということが改めて明確になった。
もちろん、アプリを終了することによって電池持ちが良くなる場合もある。例えばGPSや音楽再生などがバックグラウンドで動作している場合は終了した方が良いかもしれない。また、アプリの動作が安定しない場合、固まってしまった場合などはアプリを終了することによって解決する場合もあるが、いずれにせよ電池持ちには貢献しない。
iOSのマルチタスクの仕組みについては下記記事で解説しているので参考にどうぞ!
iOSのマルチタスクの仕組みについて
電池持ちを少しでも伸ばそうと、マルチタスクバーに表示されているアプリを定期的に消すことをする人は多い。ホームボタンをダブルクリックし、アイコンを長押しして片っ端から消していく作業だ。残念ながら、これをやっても電池持ちを改善するという目的には全く役に立たない。その理由を紹介する!
(via 9To5Mac)
アプリの終了は確かにバッテリーの持ちには影響しない、逆に悪影響になることがありますが、
メモリの面から言うと一概にアプリを終了させることが間違いとは言えないような。
メモリが足りなくなった時にきちんと解放してくれれば良いのですが、現状のメモリ管理はそこまで賢くないんですよね。