ランディングページ(LP)の制作方法を、7つのステップ形式にしてまとめました。
手順通り制作していけば、ランディングページで大きく外す事はなくなるでしょう。
まずは型にそって作業を進める事が、最小のリスクかつ、最短で結果を出すための秘訣です。ランディングページは専門の会社に制作を依頼するとなると、平均で10万円~20万円の費用が発生します。(クラウドソーシングを活用すればもう安く作る事ができますが。)
売り上げに直結する部分なので何度も細かな修正が必要なのですが、自社でWEB専門の技術者がいない限り、何度も細かな修正をする事はなかなか難しいです。一回ごとに費用が発生しますからね。
だからこそ、始めの時点である程度反応率の取れるランディングページを作らなくてはなりません。
とはいってもLPには様々な活用方法があり、パッと思いついただけでも、
・無料登録
・無料資料請求
・1ヶ月間の無料お試し
・サンプルの申し込み
・有料商品販売
・有料サービス販売
・セミナー集客
・来店予約
・etc…
活用方法は様々です。
一見、目的がバラバラのように見えますが、
やる事は基本的に全て同じです。
今回はまさに “テンプレート” とも言うべき、
ランディングページ制作の手順を7つのステップにして解説します。
目次
STEP0. ランディングページの全体像を把握しよう。
まずはランディングページの全体像(構成要素)を把握しましょう。
主にランディングページはこのような要素で構成されます。
今回はこれらの要素を順番に解説していきます。
まず前提として需要なのは、
日本の武道や芸術には、守・破・離という言葉があり、
初期段階ではまず何事も型通りに忠実に再現する事が重要です。
それは、ランディングページでも同様です。
自社でのノウハウや経験、そして資金に余裕がない限り、
しっかりと基本に忠実にランディングページを制作する必要がります。
コストを最小限に抑え、確実に結果を出す必要があるからです。
資金があり余るほど潤沢にある場合は別ですが、そんなジャブジャブお金は使えないですよね?
借りに余るほど資金に余裕があったとしても、10万20万の経費利用に慎重にならない会社は、いずれどのような道を辿るのか?それは想像に任せします。
だからこそ、結果が出るまではしっかりと型通りに作成するのが確実なのです。
それが一番金銭的なリスクが低く、成果をあげる事ができるからです。
“守” なくして、“破・離” はないのです。
なので今回は最も基礎となる、
ランディングページの “守” の部分を解説します。
ランディングページはインターネット上での購入or決済の判断を下す最後の砦です。
ランディングページの出来次第で売り上げは大きく変動し、
大きな利益を残す事もできれば、時には赤字になってしまう事もあるでしょう。
インターネットマーケティングの一連の流れの中で、
最も重要なパーツと言っても過言ではありません。
それでは前置きはこれぐらいにして、
早速、本題に入っていきましょう。
STEP1. ヘッドコピー(キャッチコピー/ヘッダー)
まずは一番重要なヘッドコピーから解説をしていきます。
マーケティングの世界では、
“ヘッドコピーで売り上げの8割が決まり、
ヘッドコピーの作成には8割の時間を使え!”
と言われております。
もしかしたら、
『えっ、たった数語・数十語のヘッドコピーを作るために、8割もの時間使っちゃうの?』
と、思われるかもしれません。
しかし、ヘッドコピーには8割を占めるほどの重要度があります。
なぜならば、ページを開いてファーストビューで興味を引く事ができなければ、
すぐにページを閉じられてしまうからです。
ファーストビューとは以下の画像の通り、
ページに訪れた時に表示される最初に目に入る画面範囲の事です。
なぜ、ランディングページの一番上のパーツはヘッドコピーなのか?
それはヘッドコピーがキャッチコピーとも呼ばれる通り、
訪問者さんの関心を、ファーストビューでグッと惹きつけなければならないからです。
ここで興味を持ってもらえなければ読み進めてもらえないので、
商品購入どころか、無料登録の道さえ閉ざされてしまいます。
なのでヘッドコピーの重要度は8割であると言う事は、
まさにその通りなのです。
ファーストビューでページを閉じられてしまえば、
本文を呼んでもらう事すらできないのです。
それでは実際に、どのような方法をとれば反応率の取れるヘッドコピーを作成できるのか?
ダイエット商材を例にとり、
売れるキャッチコピー作成の3つのコツをご紹介します。
1-1. ヘッドコピーの悪い例
まずはヘッドコピーの悪い例をご紹介します。
『片思いの女性に勇気を出して告白したら、
”太ってるのはちょっと・・・”
と言われてフラれた僕が、ダイエットしてリベンジした方法!』
これだと、なんとなく理解はできますが、
続きが気になるかと言えば、『別に。』って思ってしまいますよね。
時間に余裕がればちょっとぐらい見てみようかなとは思いますが、時間に追われ忙しい現代人は、わざわざ興味のないページを1字1句細かく見る余裕なんてありません。
それ以外にも今ではニュースアプリやキュレーションサイト、友人・知人からのFacebookやTiwtter、LINEなんかも休まる事なくプッシュ通知で最新の情報が届き続けます。
なのでもっと興味を引くキャッチコピーでなければ
忙しい現代人は感心を向ける事すらありません。
1-2. 数字を入れる(コツ①)
キャッチコピーには数字を入れる事により、
説得力を増す事が可能です。
『主婦が家事の合間に1日10分軽い運動をするだけで、
2ヶ月で5キロ痩せた次世代式ゆるふわダイエット!』
これだと1日10分という取り組み時間も明確にイメージできますし、
2ヶ月で5キロというのも無理のない範囲なので、信頼性もアップします。
このように数字を入れる事により、
見えないモノを具体化する事が可能です。
1-3. 具体性を入れる(コツ②)
数字に加えて具体的なイメージを表現する事により、
イメージで分かりやすく内容を伝える事が可能です。
例えば、
『会社の健康診断で再検査判定を受けた28歳の若手メタボサラリーマンが、医者・クスリに頼らず、3ヶ月で健康的に15キロの減量に成功した次世代ダイエットメソッドとは?』
これぐらい情景描写が細かいと、鮮明にイメージする事が可能です。
”28歳でメタボ検診に引っかかるとかちょっと早くね?”
”医者・クスリに頼らないとなると、健康的な方法かな?”
”3ヶ月で15キロってライ○ップ級の成果じゃん!”
と、このような感想が思い浮かんでくると思います。
男性で70キロ→55キロって相当ガリガリになってしまい、
健康面でも心配してしまいますが、
90キロ→75キロって比較的簡単に落ちたりするので、
“28歳メタボ再検査君” を前提とすると、
15キロという数字も実は結構現実的な数字だったりします。
なのでできる限りヘッドコピーには、数字に加えて
分かりやすくイメージできるよう具体性を織り交ぜる事が重要です。
1-4. イメージ(画像)の有効活用(コツ③)
ヘッドコピーに画像やイメージを挿入する事により、
さらに視覚的にアピールする事ができます。
例えば結婚式場が、集客用のLPを作成した場合。
ヘッダー画像で幸せそうな花嫁さんの画像があれば思わず、
興味のある人は読み進めてしまうでしょう。
美容室の集客用LPを作成する場合、
綺麗なツヤ髪のビフォー&アフター画像があれば、
美容室の選択で悩んでる人はかなり興味を持つ事でしょうし、
焼肉店であれば、炭火で網焼きされている
赤身もうっすら見えるお肉の写真があれば、
確実に予約率はアップする事でしょう。
このようにヘッダーではヘッドコピーと画像を有効活用する事で、
さらに反応率を高める事が可能です。
ここで一つの注意点。
それははあくまで主役はヘッドコピーであるという事です。
画像はわき役にしか過ぎず、コピーを惹きたてる役割に徹する必要があります。
有料・無料含め、素材探しや写真探しの時にはぜひ以下の記事を参考にしてみて下さい。
STEP2. ジョンソンボックス
ジョンソンボックスとは、ヘッドコピーからさらに引き込むために配置するパーツです。
ヘッドコピーの下に配置し、
さらに読者を引き付けます。以下事例です↓
具体的にはこのように、興味付けするようなワードを入れ、
興味をグッと惹きつけます。
あくまでこれは極端な事例に過ぎませんが。
特にダイエット関連やサプリ関連の場合は、
医薬品医療機器等法(旧薬事法)も細かいので、
そのあたりのチェックも必要になってきます。
2-1. ジョンソンボックス作成のコツ
ジョンソンボックスは必須のパーツではありません。
今回解説する7つのパーツの中で、唯一外してもよいパーツです。
なのでジョンソンボックスはそこまで重視する必要はありません。
ジョンソンボックスに悩み、手が止まってしまうようならジョンソンボックスは設置せず、
その分ヘッドコピー作成に力を入れ、どんどん先を書き進めて行きましょう。
なので余裕がある時はジョンソンボックスを作成する。
もしくは頭の片隅に入れて置き、
常にジョンソンボックスにアンテナを立てて生活する。
このような付き合い方が一番だと思います。
とにかく重要なのは、ジョンソンボックスよりもヘッドコピーです!
STEP3. サブヘッドコピー
サブヘッドコピーとは、小見出しの事です。
サブキャッチ(サブキャッチコピー)なんて呼ばれたりもします。
サブヘッドコピーはヘッドコピーの次に重要であるとも言えるでしょう。
サブヘッドが弱ければ、読み進めてもらう事ができないからです。
たとえば先ほどの28歳メタボ君のメソッドの場合、
サブヘッドコピーが、
・1ヶ月目にやったこと。
・2ヶ月目の注意点。
・3カ月目についに目標達成!
とまるでそのまま箇条書きにしてるようであれば、
感心を集める事ができません。
一方でサブヘッドをしっかりと作り込めば同じ内容でも、
・ロケットスタートを決めて一気に7キロ痩せた1ヶ月目
・壁にブチ当たり3週間。暗闇を彷徨い続けた2ヶ月目。
・奇跡の大逆転!○○を継続して一気に15キロを達成した3カ月目。
先ほどイメージが湧いてくるのでちょっとは続きを見ようと思うハズです。
このようにサブヘッドコピーでは、
続きが読みたくなるようなワードを入れる事が重要です。
それではサブヘッド作成時のコツを2つご紹介します。
3-1. サブヘッドだけで理解できるよう(コツ①)
サブヘッドコピーを作成するにあたり一番重要な事。
それは、
“サブヘッドを呼んだだけで内容を理解できるようにする”
という事です。
具体的に言うと、先ほどの、
・1ヶ月目にやったこと。
・2ヶ月目の注意点。
・3カ月目についに目標達成!
これだと全く何が起きたか理解する事ができません。
一方でもう一つの例の場合は、
・ロケットスタートを決めて一気に7キロ痩せた1ヶ月目
・壁にブチ当たり3週間、暗闇を彷徨い続けた2ヶ月目。
・奇跡の大逆転!○○を継続して一気に15キロを達成した3カ月目。
1ヶ月目に一気に痩せて、2ヶ月目に停滞期が訪れ、3ヶ月目にまた痩せて15キロの目標を達成したんだなという事が分かります。
なのでサブヘッドコピーを作成するコツは、
サブヘッドだけを見ても内容が理解できるようにする事です。
3-2. 数字/具体性/イメージを埋め込む(コツ②)
サブヘッド作成のコツは、ヘッドコピー作成と同じです。
先ほどヘッドコピー作成3つのコツとして、
・数字
・具体性
・イメージ
と3つの要素を紹介しました。
サブヘッドにはイメージ画像を入れる事ができないので、
できる限り上記要素を入れるようにします。
ヘッドコピーを色々と考えて、
残念ながらお蔵入りとなったヘッドコピー用のキーワードをサブヘッドコピーに使う事も有効です。
STEP4. ボディコピー
ボディコピーとは、本文の事です。
コピーライティング(文章執筆)の作業が進まない一番の原因は、
このボディコピーが書けないことではないでしょうか?
『俺・私には売れる文章は書けないよ。。。』
というのが多くの人が苦手意識を持つ原因だと思います。
しかし、そんな苦手意識は今日でおさらばです。
今日この瞬間、文書への苦手意識を捨てさりましょう。
ボディコピーを簡単に書くコツはたったの2つです。
この2つさえ意識すれば、文書への苦手意識を克服できることでしょう。
4-1. 隙間を埋めるだけ
ボディコピー(本文)に求められること。それは、
“スキ間を埋める事” です。
スキ間を埋めるという言葉には語弊があるかもしれないので、
もっと詳しく言うと、サブヘッドコピーの理由を埋めるだけという事です。
例えばサブヘッドコピーが、
『ロケットスタートに成功し、初月に7キロの減量に成功』
だとしたら本文は、
『初月の取り組みは毎日15分○○運動。食事の取り方は○○。食事の時間は○○時と○○時。あとは良質な水を摂取する事です。』
等々、サブヘッドに対する答えを述べるだけです。
それは2つ目のサブヘッドに対するボディコピーでも同じです。
2つ目のサブヘッドが、
『3週間の停滞を経験し、挫折しそうになった2ヶ月目。』
だとしたら、
『1ヶ月目と同じ生活を繰り返したのに、全く痩せない3週間が続きました。アイスの誘惑にも駆られ、心の中では、”やはり俺は痩せる事はできないのではないか?”こんな自問自答を何度も繰り返しました。しかし、最後の望みをかけた次世代ダイエットメソッドだけはなんとか継続しました。』
このような文章を書くことができるでしょう。
あんまり難しくないですよね?
事実をただ淡々と述べるだけです。
よく売れるコピーライティングテクニックと聞くと、
何か秘密があるのではないか?
億を稼ぐ人だけしかしらない、一発逆転の秘蔵のテクニックがあるのではないか?
と、思われるかもしれませんが。
魔法のテクニックなんてこの世に存在しません。
ビジネスで重要なのは、
“誠実さ”
“ありのままに”
たったこれだけです。
なので一生懸命サブヘッドコピーを考え、
あとはそこに本文を足すだけで良いのです。
4-2. ボディコピーは300~500文字程度が適切(コツ②)
この記事のここまでを振り返ってみると、
恐らく一つの見出しに対する文章量は300文字~500文字ぐらいになっていると思います。
トピックによっては300文字を下回ってる事もあると思いますが。
なのであくまで目安にしか過ぎないですが、
一つのサブキャッチに対するボディコピーの文書量は、
300文字~500文字程度を目標にするのは一つのおすすめの方法です。
なんで300文字~500文字程度なのかというと、
大体1スクロール、もしくは多くても2スクロール以内で
小見出しとそれに対する文章を読む事ができるからです。
先ほどファーストビューの話しをしましたね。
あれと同じ概念です。1画面に収まる範囲内ということです。
なのでスクロールしたらサブキャッチとボディコピー。
またスクロールしたらサブキャッチとボディコピー。
これぐらいが一番閲覧者にとっては見やすいです。
文章にリズムが生まれるようになります。
読書と違ってサラッとパソコンやスマホで情報収集する場合がほとんどなので、長い文章は読まれない事を前提に文章を書くことが重要です。
特にパソコンやスマホでは、
つまらないと思われたらすぐに画面を閉じられてしまいます。
なのでボディコピーの目安は300文字~500文字。
(あくまで目安の一つです。)
これを基本にあとはそれぞれのLPに合わせて
一番良いテンポを作れるように修正をしてみましょう。
STEP5. コールトゥアクション(CTA)
コールトゥアクションとは、行動目標です。
もっと分かりやすく言うと、クロージングです。
これまでLP作成の要素を順番に解説してきました。
ヘッドコピーで興味をひきつけ、
ジョンソンボックスで更に興味付けを深くし、
サブヘッドで見出しを作り、
ボディコピーに情報を加えていく。
なぜわざわざ遠回りとも思える、
これらのステップを順番に踏まなければならないのか?
それは全てこのコールトゥアクション(クロージング)につなげるためです。
この手順を踏むことで、成約率・反応率を最大化することができるのです。
今まで数々のマーケター達が、莫大な広告費を投入し、時には大きな失敗もして、テストを繰り返してきました。その結果辿りついたのが今回のLP制作のテンプレートなのです。
ページを開いていきなり、
『今お申し込み頂ければ通常初月5,980円の健康サプリを、今だけ期間限定で初月2,980円でご提供します!』
と大々的に申し込みボタンをバン!と表示されても、
『こんな意味の分からない健康サプリなんていらんがな!』
と思われてしまいます。
しかし、製造工程やお医者さんの推薦等があれば、
商品に興味のある人は安心して購入する事ができます。
それが今回解説している7つのステップです。
なので確実に成果を出すには冒頭の守破離の話ではないですが、まずはしっかり型通りに行動する事です。離れるのは、経験・実績・資金的余裕が出てきてからの話しです。
成約率を高める3つのコツをご紹介します。
5-1. 限定性
人はやはり限定性に弱いです。
僕も未だに限定と聞いただけで『ビクッ!』と反応してしまいます。
つい先日も街を歩いていたら、1日の販売個数が限定されているアイスクリームの看板を目にしてしまい、ついついそのアイスクリームを衝動買いしてしまいました(笑)
なので人は限定性にとても弱いものです。
5-2. 他社商品との優位性
これだけネットが普及して情報網が整備されている現在、ライバル皆無のビジネスなんてほぼ無いに等しいです。仮にあったとしても、すぐにライバルは出現するでしょう。
なのでしっかりと類似商品に比べてどのようなメリットがあるのか?
なぜこのランディングページから買わなければならないのか?
これらをしっかりと説明する必要があります。
5-3. 多様な決済方法
決済方法の選択肢を増やす事は売り上げに直結します。
特に分割決済を導入するだけで、
総売り上げが30%ぐらい上がる事もあります。
手間が増えますが銀行振り込みと銀行振り込み分割決済。
クレジットカード決済も全てのブランドに対応し、
ペイパル等のオンライン決済にも対応する。
そして分割回数も6回、12回、24回と増えれば増えるほど、
売り上げは比例して上昇します。
キャッシュフローや税金の支払い問題も出てくるので、
この辺りは経営的に資金繰りを考える必要はありますが。
基本的には上記の通り、
コールトゥアクション(クロージング)では、
・限定性
・優位性
・決済方法の多様化
の要素を入れる事により、
大きく成約率を伸ばす事が可能です。
STEP6. 法務関係
ランディングページに必要な7つ目の要素。
それは法務関係です。
法務関係とは、特商法やら、プライバシーポリシー等ですね。
もちろん会社概要なども重要ですが、
ここでお問い合わせに答えるために電話番号を載せるのも良いでしょう。
僕は基本的には即断・即決タイプなのですが、
電話等で問い合わせを頂くるお客様は、真剣に購入を考えている人です。
確かにコールセンターの設置や外注化にはコストが掛かりますが、
インターネットマーケティングではしっかりとビジネスモデルを構築すれば
それ以上にしっかりと利益を出す事が可能です。
ランディングページの一番下は比較的よく読まれる部分でもあるので、法的に必要な要素に加えて電話お問い合わせなんかもおすすめ戦略の一つです。
STEP7. セールスコピーライティングテンプレート “QUESTフォーミュラ”
『ランディングページの構成要素は理解できました。
けど実際問題、どのような流れで要素を組み込めば良いのでしょうか。。。』
これって率直な感想ですよね。
実際に僕も、このような疑問を持ちました。
最終的にテクニックは全て捨てる事になるのですが、
それは”離”の段階に到達した時です。
今回の記事のテーマは”守”なので、
ライティング部分でも型を守る事が重要です。
そして最も反応の取れるセールスコピーのテンプレートこそが、
『QUESTフォーミュラ』です。
具体的にQUESTフォーミュラとはどのようなモノかと言うと、
・Q=Qualify(約束)
・U=Understand(理解・共感)
・E=Educate(教育)
・S=Stimulate(鼓舞)
・T=Transition(行動)
この流れで文書を構成する事が、
一番無難にかつ、確実に反応を取る事ができます。
なのでランディングページ制作でも、
まずはヘッドコピーとジョンソンボックスで興味深い提案や、
コンセプトを打ち出し、
そしてサブヘッドとボディコピー(本文)をQUESTの流れで構成し、
最後にコールトゥアクションでクロージングする。
これが最も基本となるランディングページの制作方法です。
『学ぶ』の語源は『まねぶ』と言われております。
まねぶとは、真似ぶと書き、真似をすると言う事です。
先人達の真似をする事が、学ぶ事に繋がるのです。
そして恐らくほとんどの人が義務教育で国語を学び、算数を学び今に至るハズです。
これってただ、先人達が生み出した知恵を真似しているだけです。
このように人類は、火の起こし方から狩りの仕方まで、
真似を繰り返しながらここまで進化してきたのです。
話がちょっとそれてしまいましたが、
学ぶという事はマネをするということです。
まずは徹底的に基本通りに作業を進める事が重要です。
ランディングページ制作方法のまとめ
ランディングページの制作方法として、
7つのポイントを順番に解説してきました。
1、ヘッドコピー
2、ジョンソンボックス
3、サブヘッドコピー
4、ボディコピー
5、コールトゥアクション
6、法令関係
7、QUESTフォーミュラ
まずは基本通り作成する事重要です。
ランディングページの目的は、結果を出す事だからです。
自分のオリジナルの型探しの旅に出るのは、
しっかり実績を作り、ノウハウを溜め、
資金的にも余裕が出てからにしましょう。
そしてなぜここまで細かく解説してきたのか?
それはランディングページが売り上げに直結する部分だからです。
仮に広告費をかけて集客した場合。
ランディングページの成約率一つで黒字にもなり、赤字にもなります。
特にランディングページで有料商品を販売する場合、
直接売買がなされるポイントこそがランディングページなのです。
ランディングページ上で、お金と商品やサービスのやり取りが行われるのです。
なのでランディングページを外注化する場合も、
しっかりと発注側も知識を身につけ、対等に意見を交わし合い、
良いLPを作らなければならないのです。
成約率を100%にする事はほぼ不可能なので、
ランディングページ制作に終わりはありません。
そしてランディングページで一番重要なのはテストです。
ランディングページを作ってからが本当のスタートです。
0.1%の成約率向上を目指し、日々テストを繰り返します。
その結果1%、2%と成約率が向上し、
大きく売り上げを伸ばす事が可能になります。
なので0.1%の成約率向上に、
この記事が少しでも役に立てれば僕も幸いです。