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震災5年 関連死含む死者と不明者2万1000人超
3月11日 4時21分

東日本大震災の発生から5年となり、警察がこれまでに確認した死者と行方不明者は1万8455人となっています。また、避難生活などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、国のまとめで3000人以上と、「関連死」を含めた震災による死者と行方不明者は2万1000人を超えています。
警察庁によりますと、警察によって死亡が確認された人は宮城県が9541人、岩手県が4673人、福島県が1613人、茨城県が24人、千葉県が21人、東京都が7人、栃木県と神奈川県がそれぞれ4人、青森県が3人、山形県が2人、北海道と群馬県がそれぞれ1人で、合わせて1万5894人となっています。
死亡した人の99%は身元が確認され、福島県内では身元が分からない人はいなくなりましたが、依然として75人の身元が分かっていません。また、警察に届け出があった行方不明者は宮城県が1236人、岩手県が1124人、福島県が197人、千葉県が2人、青森県と茨城県がそれぞれ1人で、6つの県で合わせて2561人となっています。
一方、復興庁によりますと、避難生活による体調の悪化などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、去年9月末現在で福島県で1979人、宮城県で918人、岩手県で455人、茨城県で41人、千葉県で4人、神奈川県と長野県でそれぞれ3人、山形県で2人、東京都と埼玉県でそれぞれ1人の少なくとも合わせて3407人となっています。福島県では「震災関連死」で亡くなった人が、津波など震災の直接の影響で死亡した人の数を上回っています。
これで東日本大震災による死者と行方不明者は、「震災関連死」を含めて少なくとも2万1000人を超えています。

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