- アメリカの大学に進学したい!
- 世界中の人と友達になりたい!
そんな夢を抱いているあなたに高卒認定合格後、最短ルートで留学する方法をお伝えします。
高卒認定をとって留学する方法
高校を卒業していなくても、高卒認定を取得する事で外国の大学に留学する事ができます。ただし、各大学、留学先の国によって条件が変わってきます。
このページではアメリカを例にとり、留学する方法を詳しく解説していきます。
アメリカの教育システムを知ろう
アメリカの義務教育は日本と少し違います。
日本では小学校から中学校までの9年間が義務教育にあたりますが、アメリカでは幼稚園から高校3年生(12年生)までが義務教育の範囲となります。通称「K-12」と呼ばれています。また、州により就学の開始と修了の年齢に違いがあるのが特徴です。
アメリカの高校卒業程度認定
アメリカでも日本同様に高校を中退した人に、高校卒業と同等の学力があると認定する制度があります。それがGED(General Educational Development)というものです。GED資格を取得する事で、全米の約95%の大学に進学する事が出来るようになります。(ただし、SATもしくはACTのスコアが必要。のちほど解説します)
アメリカにはGED以外にも日本の高卒認定にあたる認定制度が複数あります。そのひとつにHiSET(High School Equivalency Test)があります。TOEFL、SATを提供しているETS(Educational Testing Service)のサービスでGED同様に高校卒業と同等の資格、大学進学への道が広がります。
GEDの詳細 → https://ged.com/ HiSETの詳細 → http://hiset.ets.org/
日本の高卒認定でアメリカの大学に進学するには
このようにアメリカでは高校を中退してもチャレンジする制度が整っているので、日本の高等学校卒業程度認定(高卒認定)で留学することが可能です。
中でも、入学のハードルが低めで入学しやすいのが、コミュニティカレッジです。
コミュニティカレッジとは公立の2年制大学で、4年制大学への編入を目的とするプログラムを設けているのが特徴です。また、英語を母国語としない学生のためのESL(English Second Language)クラスがあります。
ほかにも、コミュニティカレッジによってはアメリカの高卒資格を取得するプログラムを用意している学校もあります。
高卒資格を取得するプログラムの参考:
Seattle Central College URL: http://www.seattlecentral.edu/international/high-school-completion.php
Green River College URL: http://www.greenriver.edu/international/programs/high-school-completion-plus.htm
Kirkwood Community College URL: http://www.kirkwood.edu/site/index.php?p=35761
コミュニティカレッジ以外の大学でも、日本の高卒認定を上記したアメリカの高卒認定(GED)と同様に扱い、入学を許可してくれる大学があります。
留学先の大学のホームページ、受験案内等でご確認していただき、出願が可能であれば文部科学省より英文の合格証明書・合格成績証明書を発行してもらいましょう。
合格証明書の入手方法はこちらをチェック→「高卒認定の合格通知が来たらする事」
アメリカの大学に留学するために必要な英語力、学力を測るテスト
アメリカの大学に入学するには願書や、高卒認定の成績証明書、推薦状などの他に英語力を証明するテストのスコアを提出する必要があります。また、必要に応じて学力を証明するテストのスコアも必要となります。
英語を母国語としない私たちが留学する場合、英語力を証明する必要があります。テストには、TOEFL(トーフル)やIELTS(アイエルツ)があります。各大学ごとに求められるスコアが変わってきます。
TOEFLは、読む・聞く・話す・書くの4つの技能を測るテストで0~120点のスコアで判定されます。
IELTSも同様に4つの技能を測るテストで、0~9のバンドスコアで判定されます。IELTSは留学だけでなく海外に移住する際にも使われ、受験者数は右肩上がりで増え続けています。
TOEFLの詳細はこちら URL: http://www.ets.org/jp/toefl
IELTSの詳細はこちら URL: http://www.eiken.or.jp/ielts/
学力を測るテストには、SAT(Scholastic Assessment Test エスエーティー,サット)やACT(American College Test)のテストを受ける必要があります。
これは、アメリカの高校生が大学を受験する際に提出する学力を測るテストです。SATには2種類あります。一般的なSAT(Reasoning Test)の場合、読解・ライティング・数学の3分野で、それぞれ200~800点で評価され、合計2,400点満点です。
留学生にはスコアの提出を義務付けていない大学も多いですが、難関校や名門校の多くでは必須です。また、スコア次第では、入学後の奨学金にも影響がありますので大学のホームページ等で確認しましょう。
インターネットで検索すると、留学をサポートしてくれるサービスが沢山ありますので参考にしてみて下さいね。