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【阿比留瑠比の極言御免】
原発事故「班目マンガ」の衝撃 拒絶反応から顔の描けない登場人物って… 当然あの人!?
一読、ここまで赤裸々に実態を明かしていいのかと衝撃を受けた。原子力安全委員長として平成23年3月11日の東電福島第1原発事故対応にかかわった班目春樹氏が、インターネット上で公開している自作マンガのことである。事故当時の菅直人首相をはじめ官邸政治家らの無責任で場当たり的な言動が、班目氏の目に映ったまま実に率直に描かれている。
顔のない人物
マンガは4コマの連作で、登場人物がどの政治家なのかは似顔絵でおおよそ判別できる。だが、その中で顔が描かれていない人物が1人いる。
「当時、官邸にいた政治家たちの中で1人だけ拒絶反応がある。一番会いたくない人であり、たぶんトラウマになっているようで似顔絵を描けません」
班目氏に聞くとこんな心境を明かし「マンガはこっそりと出しているもので、私の鬱憤のはけ口のようなものです」と語った。記憶が飛んでいる部分もあるので事実だと主張するつもりはないとのことだが、読み進めると、この顔のない人物の立ち居振る舞いの異様さ、危うさが実感できる。
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