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旧民社党委員長で細川連立内閣の厚相を務めた元衆院議員の大内啓伍(おおうち・けいご)氏が9日午後9時1分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。86歳だった。告別式は18日午前10時から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場。喪主は妻、たつ子さん。
1976年の衆院選に旧民社党から旧東京2区で出馬し初当選、6期を務めた。「民社党のプリンス」と呼ばれ、党書記長などを経て90年に委員長。93年に発足した非自民連立の細川護熙内閣で厚相として初入閣した。
94年に結成した新進党には参加せず、自由連合を結成。95年に自民党に入党した。