野口陽
2016年3月11日00時37分
北陸新幹線の敦賀―大阪間のルートを話し合っている自民党と公明党の検討委員会は10日、京都駅を通る3案の検討を進めることを確認した。京都駅を通らない「小浜ルート」と、京都駅を通るが支持が広がっていない「湖西ルート」は検討をやめる。さらに終点とする駅などを決めた上で来年度、国土交通省に建設費や採算性などの調査を求める方針だ。
敦賀―京都間は、「米原」「小浜」「小浜と舞鶴」を通る3案が残った。さらに終点を新大阪か天王寺のいずれかとすることも確認。関西空港までの延伸は検討しないことにした。
検討委員会は関係者から意見を聴き、5月までに国交省に調査を求めるルートを決める。北陸新幹線は現在、金沢―敦賀を建設中で、敦賀から先は財源のメドが立っていない。(野口陽)
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