擬態できなくなってきた
周囲がご自慢のコミュニケーション能力を遺憾なく発揮し、初日にして仲よさ気にご飯を共にしたりする中、近くのファミレスでぼっち飯。オリエンテーションが終わると速攻直帰をキメた孤高なるソロプレイヤー肘。
ソロプレイをしながら、肘はこんな決意をしていた。
「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」に擬態しよう、と。
コミュ障で同期と仲良くなれそうになく、労働を通じ成し遂げたい高邁な理想がある訳でもない肘は、働きたくなさが爆発していた。だからこそ、求められる新入社員像たる「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」に擬態することで、見かけ上だけでも社会に適応しようと思ったのである。
入社してもうすぐ1年。
肘の働きたくなさ、できればずっと布団にいたいという欲望は膨らみ、「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」に擬態できなくなってきている。出社時刻も少しずつ遅くなり、帰れる時には真っ先に帰ってしまう。
やばい。仕事ができない分、印象だけは良くする必要があるのだ。印象によってどのように接されるかは大きく変わってくる。
「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」、改めて考えると抽象的だ。誰を参考にどのように振る舞えば良いのだろう。
新入社員になってほしい芸能人を真似しよう
誰を真似すれば社会の求める「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」になれるか。
一先ず「働く男女が新人としてきてほしい!女性芸能人ランキング」とやらを見てみた。
その中で、ランク外ではあるものの紹介されている方がいた。
イモトアヤコさんだ。
「なんでも前向きに一生懸命取り組みそう」とのコメント。
確かに、彼女が珍獣を追いかける様は「一生懸命」という概念を体現していると言えよう。
一生懸命さを身につけるには
イモトアヤコさんを真似し、一生懸命さを身につける。「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」に擬態するにあたっての方向性が見えてきた。
肘が社会から求められる新入社員となり、社会に適応するには、一生懸命にならざるを得ない環境に身を置く必要がある。つまり、肘も珍獣を追いかけるしかない。
珍獣を追いかけられる場所、というと…
次回予告
肘、サファリパークに行く!
今回の記事を書く過程で、社会に求められる新入社員になるには珍獣を追いかける必要があるとわかりました。
と、いうことでサファリパークに行ってみようと思います。次回がいつかはまだ未定!