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[データは語る]国内ERP市場は2014年度に前年度比3.5%増の707億円、15年度は同5.6%増―ITR
調査会社のアイ・ティ・アール(ITR)は2016年3月10日、国内のERP市場に関する調査結果を発表した。それによると、2014年度の市場規模は上位ベンダーの売上減少が影響し、前年度比3.5%増の707億円とやや低調な伸びにとどまった(図)。
2015年度は、人事・給与分野での導入が拡大傾向にあり、また会計が復調傾向にあることから、同5.6%増に成長すると予測する。
ITRは、業務分野別の動向も調査。それによると、2013年度から2014年度にかけて会計分野向けのERPが微減となったが、それ以外の分野では堅調に推移。2015年度には、人事・給与向けが前年度比7.9%増と比較的高い伸びとなると予測した。同社では、マイナンバー制度への対応にともない、人事・給与システムのリニューアルが進んだことが背景にあると指摘している。
ERP市場の中長期的な推移も分析。ERPの導入率の高い会計分野向け人事・給与分野向けは、リプレースやシステム拡張が中心になる見込みで堅調に増加するという。同社は両分野の2014年度〜19年度の年間平均成長率(CAGR)をともに4.4%と予測した。
また、生産管理と販売分野では独自に開発した自社システムから、ERPへの移行が今後進むと指摘。2014年度~19年度のCAGRを生産管理が5%、販売が4.9%と、会計や人事・給与と比べてやや高い伸びになると予測する。
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