男の子は目覚めたら、病室にいました。
「貴方は生きたくても生きられない人ですか?」
「そうよ。私が生きたくても生きられない人よ。」
女の子は、嫌いな物を口にしたかのような顔で、こう言いました。
「要らないわよ。関東のゴミ高校生でアトピーゾンビで透明な液がしみ出してる腐臭がして肌が赤くて荒れてて一生食事制限と経験制限があって海にもいけず修学旅行も地獄の灰色の青春で痒くて痛くて苦しいだけで虐待され虐められ他人からも笑われ寝られずキモイ容姿で友達も恋人も知り合いも知人も友人も運もない男の人生なんていらないわ、死んだほうが幸せよ。」
数日後、女の子は安らかな眠りにつきました。
男の子は涙がアトピーゾンビの傷に染みるのに耐えながら、人生贈与を拒否されたことや、これからの人生を想像して絶望したことで、永遠とえんえんと泣きました。