一週間ほどローカライズやゲームのチェックが進み、韓国から運営準備の手伝いに若者が数名やってきた。

 まず最初に来日したのは決済システム担当のちょっと内気な感じのするエンジニアのAだった。当時やっていたサービスではアイテム課金に堪えうる決済方式を持っていなかったため改めて構築する必要があったのだ。Pは彼が来日した次の夜、「よく働かせたいからイイ店に連れてやってくれ」とAを私に預けた。要は手なずけようというわけだ。私は上野広小路で客引きを捕捉しては「おっぱい揉めます?」と聞き、数人におっぱいを揉むことができるかどうかを質問しては次、ということを繰り返し、「エキサイティング・タイムに可能だ」と答えた客引きについていった。

 Aはエキサイティングどころか「アメイジング!」と言っておっぱいを揉みしだいていた。私はそのアメイジング体験に参加するカネが勿体なかったので、隅っこで宴を横目に、Aがおっぱいを揉むことに飽きるまで呑んでいた。


 その一週間後、Aはホームシックから、勝手に帰国してしまった。