★はじめての方はこちらをどうぞ★


って、散ったんかいっ!!! と自らつっこませていただきます。
はいはい、散りましたよ。“記念”受験でしたから、いーんです。

ということで、先週は心氏の合格発表が私の誕生日の翌日だったということもあり、
写真1
二人でご近所のイタリアンレストラン『かわ村』にて、お誕生会&お受験ご苦労様会を兼ねたディナーコースデートへ。
主人はこのタイミングで珍しく海外出張でしてね…。今回の誕生日は存在感ゼロですわ。ちなみに去年の日記はコチラ

赤ちゃん生まれちゃったらね、息子とこんな時間もとれないでしょうから、カウンターで美味しいイタリアンを二人でいただくというのも、いいものです。

BlogPaint
二人とも、ちょっとだけオシャレして来ました。

ってやっぱ↓お前も一緒なんかいっ!!!!
写真3
そこ鞄置くとこなんだけどなー。

と、言ってもかわ村さんはゆっくりとお料理が出てくるので有名なお店。

息子が飽きてしまったら
写真2
せっかくの美味しいお料理も台無しなので、万全の用意をして連れてきました。
てかドトールとかでこういうサラリーマンみかけるよね~。

映画を観ている心氏ですが、モリモリとフォカッチャを大量にほおばった後は、ほとんどコレ(涙)。

シェフとお話でも…

と思いきや、フロアの方が辞めてしまい、今、お一人できりもりされているとのことで、料理人の気持ちがちょ~っとだけ分かる私は、お邪魔になったら申し訳ないので、とてもとても話しかけられる状況ではありませんでした。

だから、この日の私は、炭酸水飲みながら←本当は赤ワインでもいただきたいけれども、3時間近く一人もくもくとコースをいただいている、不思議な客でした(笑)。

やっぱ誕生日には、息子じゃなくて、主人だわっ。゜(´Д`)゜。
来年はお願いしますよ。


さてさて、心氏の記念受験の話ですが…

私はこの子が生まれた頃から、絶対に小学校受験をさせようと、心に決めておりました。

その理由は3つあります。どーでもいいですけどね。

まず①、私自身が気を引き締めて子育てをするため。
②、“小学校受験”という経験値を息子に与えるため。
③、将来息子に“小学校受験もしたんだけどね…”とただ言いたいため。

そう、だから落ちてもいい“記念受験”なのです。もちろん塾へも行かせていません。“受ける”ことに意味があったのですから。まあでも本当は受かってたらめっちゃかっこよかったけれどもね(⌒-⌒;)。

①の私自身が気を引き締めて子育てするため、というのは…
母親というのは“ちゃんとした大人を育成するため”に、躾や教育をしていくわけですが、その“ちゃんとした大人”というのが、例えば息子が結婚する時くらいを仮定したとすると、躾や教育の成果が出るまでの時間が、私にとっては長すぎるわけです。だからつまり何なのかというと、そんなに長い間、成果がわからないものに対して、自分がどれだけ真剣に向き合っていられるのか自信がなかったんですね。でもここで、例えば心が6歳になるちょっと前に、“小学校受験”というイベントが区切りとしてあると、まずこれに向かって、“恥ずかしくない躾をしよう”と、気を引き締めて歩むことができるんじゃないかな、と考えたわけです。

もちろん、躾なんて目標がなくたってちゃんとできる母親がほとんどで、“子供が子供を生んでしまった私”に限って、の話ですがね。
って36歳で子供って図々しいだろ。

ま、それにしたって大していい子には育っておりませんがね(*-'*;)
でも、自分自身は、この作戦はわりと成功だったかなー?と思っています。心氏はバカだけど誰に対しても結構いいヤツに育ってると思うし(親ばかですいません)、
心氏に対しては母親の威厳を今でも十分に保てていると思うし。ま、旦那からも恐れられているけれどもね。
身近な目標があったからこそ、
道徳的に筋の通ったことだけを貫くことが出来たり、怒る時に妥協したり諦めたりしないで来られたのではないかと自分では思っています。もちろんこれからがもっと大切なのですが。気を引き締めて頑張らなければいけませんね。

②の“小学校受験”という経験値を息子に与えるため、というのは…
しょっぱなから、ちょっと話が反れますが
脳の神経細胞のニューロンは、生後10ヶ月くらいまでが爆発的に増え、3歳までには80%が完成するそうですね。しかし、刺激のないのないニューロンというのは切り捨てられるそうです。

ニューロンに刺激を与えたいと思って、私は息子が生後1ヶ月の時から幼稚園へ入園するまで毎日外へ連れ出しました。光、風、匂い、温度、音…外には毎日違う刺激があります。家の中で私と二人きりでいれば、毎日同じ刺激になってしまいますから、外へ行くべきだと考えたんです。当時は週に4つの習い事もさせていましたけど。主人は主人で、キャンプや登山、スキーや水泳など、週末のたびに様々な刺激を息子に与え続けています。多分同じような考えからだと思います。

そして、ニューロンの数が多いほど、回路が複雑になり、将来は発想力や記憶力の違う頭脳となっていくそうです。

ということを信じて(笑)、藤田家では“経験値”ということに重きをおいて子育てをしています。
今の時期はとにかくニューロンへの刺激=経験値を増やし、思考回路を複雑にすることを大切にしましょう、とね。

だから、この“受験”という非日常的な経験も、おバカでお気楽な心氏にとっては、いい刺激になったのではないかと思います。要するに、経験値から結果がでるのは今でなく大分先でいいと思っているのです。

しかし、補足させていただけば
結果(合格)を出すためには、こんなことをしていてはいけません。受験に必要な情報をだけを脳に擦りこみ、その情報と情報をマニュアルでつなぎ合わせ、そしてそれを何回もトレーニングして、いつも同じ“答え”を“書ける”ようなテクニックを教えなければならないのです。

幼児期という大切な時期を、そんな刺激ばかりで育ってきた子供達って、一体どうなんでしょう?

そんな学校、こっちから願い下げですよ!!!

って、完全なる負け惜しみですけども~?(´∀`;)。
会場にはいい子ばかりがいましたよ、やっぱり。あはは…。

③の将来息子に“小学校受験もしたんだけどね…”とただ言いたいため、というのは…
完全に私のエゴですけど、何か?いやァだって“親の心子知らず”って言うじゃないですか~。熱い思いがあっても、あんまり子供には通じていなかったり…してね。だけど、受験した事実があれば、「おふくろ、あの頃、確かお腹に妹がいて大変だっただろうに、そんな小さい頃から、熱心に俺の将来のこととか考えてくれてたんだな~。
しみじみ…」とか思ってくれるかもしれないじゃないですか.。゚+.(・∀・)゚+.゚。ハイ、真剣に受験にのぞんだ方々に失礼きわまりないね。でも落ちたから許されるよね。

ま、そんな感じで呆気なく終わった小学校受験でした。


でも、私自身は結構楽しい経験でもありましたよ。
濃紺のスーツを着て、息子にもお受験ルックを着せて歩くのも、何だか気持ちがシャンとして良かったですし…
BlogPaint
西松屋のベストと幼稚園の制服のズボンでそれらしくコーディネート。

主人と教育目標を頑張って暗記してみたり(笑)、それに合わせた志望動機なんかを無理矢理考えて面接にのぞんだり(笑)。

心氏もね、塾こそ通いませんでしたけど、プリントを家で結構こなしていましたし(すげー遅いけどね)、直前には模擬試験を受けてみたり、短期のセミナーを受けてみたり。無駄なことは一つもなかったと思いますね。受験料だってたった3千円ちょっとだし(笑)。ちなみに受験したのは某国立小学校ですけどね。

あ、そうそう、ペーパーテストの他に、行動観察っていう試験もあるんですけどね。要するに、子供達に集団でゲームや共同制作をさせて、どんな行動をとるのかって見ているわけなんですけど。
“合図があるまで自由に歩き回って下さい”という指示があったとするじゃないですか?子供30人くらいに歩かせてると、そのうち一定方向に流れができることがほとんどなのだそうですが、この時に逆走してしまう子は、アウトだそうです。

えー??

と思うのは私だけでしょうか?国の方針というのは、やっぱり右へならえの人間を育成することなのでしょうかね。新しい発想とかってこういう人間にはできない気がするんですけど。私はこんなこと子供に望みませんけどね。
ハイ、負け惜しみですけど。

ついでに文句言わせていただくと
面接で共働きのようですけど大丈夫ですか?って言われました。

えー??

少子化って国をあげての問題じゃないのー?女性が子供を産んでも働きやすくすることって課題なんじゃないのー??ビックリしました。

ま、私の個人的な感想ですけどね。

心自身はどうだったかと言うと・・・

まず、受験する旨を伝えると、“僕が学校を見てもいないのに受けるかなんて決められないでしょ”とごもっともなこと言われましてね。
子供が学校見学できる機会はありませんでした。

仕方なく、一緒に願書を出しに行って見せてやると、電車に乗って行くというのと、パンフレットにお魚の池みたいなのが載ってて、その二つが気に入ったから受けてみるとのことでした。お前が上から目線で言うなって感じですけどね。

結局ね、健康診断やテストや面接で何度も足を運んでいるうちに、行くのが面倒になったらしく、最終的には“やっぱり近くの小学校の方がいいんだけど”と言ってましたので、不合格という結果も彼にとっては良かったようです。

それでも、嫌がることなく、全ての過程を笑顔でこなしてくれたのは、“救い”でした。

まー不合格という結果は、発表前から分かりきっていましたけどね。
でも万が一、受かったら、本書いて、軽く儲けてやりたいと考えておりましたけど。←邪悪(`Д´) 。

まず
受験番号が42番。完全なる死人番号て…(笑)。

そして
テスト3日前とテストの前日は
写真5
“滑り”まくりっ(笑)。

あと、決定的に終わったな、と思ったのが、健康診断でした。

健康診断とは名ばかりで、親と離されて、一人で着替えができるか、たためるか、DVDでアニメが流れていても、そちらに気を取られずに済ませられるか…などを見られているそうなのですが、

2時間以上も母親と離され、ようやく皆と並んで戻ってきた心氏が…

なんと!ベストの下の白シャツがベロっと出たまま…更には両手をポケットに入れたまま猫背で歩いて来るではないですかっ!!!!

だって、ポケットに手を入れて歩いていたことなど今までに一度もなかったし、普段私がどんなにかわいくコーディネートしてやっても絶対に“入れパン”してしまうくらいの
写真6
“入れパン王子”のくせに、何故ッ(TДT)!!!!

と思って「そ…それは、何の…真似かな?」と静かに聞いてみると…

「ふふふ、僕、コナン君で帰ってきた♪かっこ良かった?」
BlogPaint
※多分こんなイメージ

って、今日に限ってコナン君、すなー!!!!!!!!!(屮゚Д゚)屮
まぁね、こんな受験、神様が味方してくれるはずもないけどね。

まぁでも、ペーパーテストの結果が全て、みたいなとこありそうだから。ってそれじゃあ絶望的だけれども、もしかしたら、心氏の得意な問題ばかりが出題されてたかもしれないしね(゚∀゚)。ってありえねー。

一応、ペーパーのデキというものを、本人に聞いてみた。

心氏から返ってきた答えがこちら↓


「あのしゃー、電車乗ってる時から僕について来てたジェリーちゃん、いたでしょ?」
BlogPaint
※多分これのこと…
「いやぁ、母は見なかったなぁ。」


「ほら、駅の階段の手すりを滑り台にして滑ってた、あの子だよ!!」


「・ ・ ・ ? ・ ・ ・」


「あの子がね、テストの時も、ずっと僕の手にのっててね、

 
それでね、その子が答えを教えてくれてね、
 

じぇーんぶ、その通りに答えを書いたから、


多分、バッチリだと思うよ(*´∇`*)♪」って…。



もしもその子が母の目にも見えるなら、
2009042722232077e
せめて小学校入学前に、ぶっつぶしたるわっ(゚皿゚メ)!!!!!!
 やっぱり育て方、間違ってそー(´Д⊂)