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経団連会長 GDP目標達成へ官民でプロジェクトを3月10日 11時57分
経団連の榊原会長は10日、都内で石原経済再生担当大臣と会談し、2020年にGDP600兆円という目標を着実に達成するため、今後、消費や農業など分野ごとに具体的なプロジェクトを官民で策定すべきだという考えを示しました。
この中で榊原会長は、日本経済の現状について「基調は揺らいでおらず、引き続き健全だが、おととしの消費税率の引き上げ以降、2年近く個人消費は低調で大きな問題だ」と述べました。そのうえで、「アメリカでは国を挙げて年末に大セールを行い消費を盛り上げているが、日本でも同じことをやるなど、10兆円規模でGDPを押し上げるプロジェクトを立ち上げる必要がある」と述べ、2020年にGDP600兆円という目標を着実に達成するため、今後、消費や農業などの分野ごとに具体的なプロジェクトを官民で策定すべきだという考えを示しました。
一方、石原大臣は、ことしの春闘について、「年初来の不安定な世界経済の動きを受けて、ちゅうちょする動きもあるようだが、日本の経済の底力は安倍政権になってしっかりしてきている。2年間の賃上げの流れをさらに推し進めていくことが必要だ」と述べ、改めて賃上げを要請しました。
これに対して経団連側は、「賃上げの勢いが関連企業やその下請け企業にも、いい流れが伝わるように話をしていきたい」と応じました。
一方、石原大臣は、ことしの春闘について、「年初来の不安定な世界経済の動きを受けて、ちゅうちょする動きもあるようだが、日本の経済の底力は安倍政権になってしっかりしてきている。2年間の賃上げの流れをさらに推し進めていくことが必要だ」と述べ、改めて賃上げを要請しました。
これに対して経団連側は、「賃上げの勢いが関連企業やその下請け企業にも、いい流れが伝わるように話をしていきたい」と応じました。