今日の讀賣新聞の一面トップは、広島県府中町の中3生の自殺事件だった。巨人野球賭博再燃は、一面だが二番目の扱いだった。
興味深いのは、見出しが
「白石オーナー辞任へ」となっていることだ。
讀賣グループの最高権力者は誰が見ても渡辺恒雄である。巨人では取締役最高顧問となっているが、白石興二郎オーナーも、桃井恒和球団代表も、頭が上がらないのは明らかだ。
この見出しは、何かと風当たりが強いナベツネを守ろうとしたものだろう。
38面ではいきなり
「ファン、新しい巨人に」
である。
真相究明も済まないうちから、いきなり「明るい未来」を言うのは、大事故の後に真相究明もせずにすぐに「再建策」を打ち出す中国政府とよく似ている。中国は事故列車を穴に埋めたりするなど、糊塗策には熱心だったが、讀賣はどうなのか。
巨人の闇は相当深い。真相究明をすれば、巨人だけでなく讀賣グループにまで影響が及びかねない。
すでに逃げ腰になっていることが見て取れる。

巨人軍はシーズン開幕前に行ってきた財界関係者で作る応援組織「燦燦会」(14日)と、「激励会」(16日)を中止すると発表した。
毎年、この席上でナベツネは、大きな顔をして大目標をぶち上げてきた。自らの権勢をひけらかす晴れ舞台だったが「俺が出席できないのにやっても仕方ないだろう」というところだろうか。
巨人は経営陣の管理責任を重く見て、3人の辞任を発表したが、同時に前回の調査を担当した当事者たちも入れ替えるべきだろう。
笠原や松本の話では、彼らの取り調べは弁護士も交えて相当に厳しいものだったという。
携帯電話も取り上げられ、そのメール履歴から野球賭博の実態が発覚した。
しかし彼らは、正面から自白を強制しただけだ。頭があまりよくないと言ってよい。
取り調べ担当者の手の内は選手に既に知られている。
それに比べれば、NPBの調査は本当におざなりで、手ぬるいものだったという。
巨人の久保博社長は「膿をすべて出し切る」と明言した。そうであれば、取り調べの顔ぶれも全部入れ替えるべきだろう。
他球団からも再発防止を求める声が上がっているという。
讀賣新聞には西武の鈴木葉留彦球団本部長、中日西山和夫球団代表がコメントをしている。
要するに延焼を恐れているのだ。
NPBではキャンプインのタイミングで「野球賭博は違法行為で、見つかれば笠原らのようになる」ことを選手たちに指導している。
時期限定ではあるが、それは「見せしめ」として一定の効力があるだろう。
しかし今の時点で、福田聡志や高木京介などのように、賭博の借金を背負っている選手は、引くに引けない状況になっている。
高木京が松本から負けた金を支払うように言われたように、NPBの野球賭博の取り締まりが厳しくなると知った賭博関係者は、借金の回収に動くのではないか。
そういうことも考慮すべきだ。選手の素行に注意を払うべきだ。
讀賣新聞では中日の西山和夫代表が「選手に口酸っぱく言ってきた」とコメントしているが、それでは問題は解決しないだろう。
讀賣新聞も「自浄能力」を発揮すべきである。
今後は週刊文春の後塵を拝すのではなく、自分たちで巨人や他球団の野球賭博の実態を暴き、スクープを連発すべきだろう。特権的な地位は、まさにそのためにある。
1956年秋山登、全登板成績【弱小チームでも文句なし新人王】
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中


「白石オーナー辞任へ」となっていることだ。
讀賣グループの最高権力者は誰が見ても渡辺恒雄である。巨人では取締役最高顧問となっているが、白石興二郎オーナーも、桃井恒和球団代表も、頭が上がらないのは明らかだ。
この見出しは、何かと風当たりが強いナベツネを守ろうとしたものだろう。
38面ではいきなり
「ファン、新しい巨人に」
である。
真相究明も済まないうちから、いきなり「明るい未来」を言うのは、大事故の後に真相究明もせずにすぐに「再建策」を打ち出す中国政府とよく似ている。中国は事故列車を穴に埋めたりするなど、糊塗策には熱心だったが、讀賣はどうなのか。
巨人の闇は相当深い。真相究明をすれば、巨人だけでなく讀賣グループにまで影響が及びかねない。
すでに逃げ腰になっていることが見て取れる。
巨人軍はシーズン開幕前に行ってきた財界関係者で作る応援組織「燦燦会」(14日)と、「激励会」(16日)を中止すると発表した。
毎年、この席上でナベツネは、大きな顔をして大目標をぶち上げてきた。自らの権勢をひけらかす晴れ舞台だったが「俺が出席できないのにやっても仕方ないだろう」というところだろうか。
巨人は経営陣の管理責任を重く見て、3人の辞任を発表したが、同時に前回の調査を担当した当事者たちも入れ替えるべきだろう。
笠原や松本の話では、彼らの取り調べは弁護士も交えて相当に厳しいものだったという。
携帯電話も取り上げられ、そのメール履歴から野球賭博の実態が発覚した。
しかし彼らは、正面から自白を強制しただけだ。頭があまりよくないと言ってよい。
取り調べ担当者の手の内は選手に既に知られている。
それに比べれば、NPBの調査は本当におざなりで、手ぬるいものだったという。
巨人の久保博社長は「膿をすべて出し切る」と明言した。そうであれば、取り調べの顔ぶれも全部入れ替えるべきだろう。
他球団からも再発防止を求める声が上がっているという。
讀賣新聞には西武の鈴木葉留彦球団本部長、中日西山和夫球団代表がコメントをしている。
要するに延焼を恐れているのだ。
NPBではキャンプインのタイミングで「野球賭博は違法行為で、見つかれば笠原らのようになる」ことを選手たちに指導している。
時期限定ではあるが、それは「見せしめ」として一定の効力があるだろう。
しかし今の時点で、福田聡志や高木京介などのように、賭博の借金を背負っている選手は、引くに引けない状況になっている。
高木京が松本から負けた金を支払うように言われたように、NPBの野球賭博の取り締まりが厳しくなると知った賭博関係者は、借金の回収に動くのではないか。
そういうことも考慮すべきだ。選手の素行に注意を払うべきだ。
讀賣新聞では中日の西山和夫代表が「選手に口酸っぱく言ってきた」とコメントしているが、それでは問題は解決しないだろう。
讀賣新聞も「自浄能力」を発揮すべきである。
今後は週刊文春の後塵を拝すのではなく、自分たちで巨人や他球団の野球賭博の実態を暴き、スクープを連発すべきだろう。特権的な地位は、まさにそのためにある。
1956年秋山登、全登板成績【弱小チームでも文句なし新人王】
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中
それがこの、新聞社やその記者を異様に持ち上げて過剰な期待をかける点ではないでしょうか?