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ブログに理解示す母親ら 保育制度充実求める署名提出3月9日 17時33分
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子どもが保育園に入ることができなかった不満を匿名で書き込んだブログをきっかけに、待機児童の問題を巡る議論が活発になるなか、ブログの趣旨に理解を示す母親らが、9日、民主党に対し、保育制度の充実を求める2万7000人余りの署名を提出しました。
待機児童の問題を巡っては、子どもを保育園に預けられなかったという人が「保育園落ちた日本死ね」などと匿名で不満を書き込んだブログを、野党側が衆議院予算委員会の審議で取り上げるなど、待機児童問題を巡る議論が活発になっています。
こうしたなか、ブログの趣旨に理解を示す母親らが9日、国会内で、ブログを委員会で取り上げた民主党の山尾・国会対策副委員長と面会し、「政府や国会議員は待機児童を巡る厳しい現実を知ってほしい」などと述べ、保育園の増設や保育士の確保など保育制度の充実を求める2万7000人余りの署名を手渡しました。
これに対し、山尾氏は「思いを受け止め、政府に改善を促していきたい」と述べ、民主党として、保育士の賃金を引き上げるための法案を今の国会に提出するなどして、政府・与党に取り組みの強化を強く求めていく考えを示しました。
民主党に署名を提出したあと、都内に住む5か月の男の子の母親は記者団に対し、「育児休業中で保育園を探しているが、なかなか見つからない。母親と、政府や国会議員の認識に温度差があると思うので、せっぱ詰まった現状にもっと目を向けてほしい」と話していました。また、1歳2か月の男の子の母親は「ブログのことばが乱暴だと言われているが、母親たちの思いは、まさにあのとおりだ。とにかく時間がないので、保育士の賃金を上げて良質な保育環境を確保してほしい」と話していました。
こうしたなか、ブログの趣旨に理解を示す母親らが9日、国会内で、ブログを委員会で取り上げた民主党の山尾・国会対策副委員長と面会し、「政府や国会議員は待機児童を巡る厳しい現実を知ってほしい」などと述べ、保育園の増設や保育士の確保など保育制度の充実を求める2万7000人余りの署名を手渡しました。
これに対し、山尾氏は「思いを受け止め、政府に改善を促していきたい」と述べ、民主党として、保育士の賃金を引き上げるための法案を今の国会に提出するなどして、政府・与党に取り組みの強化を強く求めていく考えを示しました。
民主党に署名を提出したあと、都内に住む5か月の男の子の母親は記者団に対し、「育児休業中で保育園を探しているが、なかなか見つからない。母親と、政府や国会議員の認識に温度差があると思うので、せっぱ詰まった現状にもっと目を向けてほしい」と話していました。また、1歳2か月の男の子の母親は「ブログのことばが乱暴だと言われているが、母親たちの思いは、まさにあのとおりだ。とにかく時間がないので、保育士の賃金を上げて良質な保育環境を確保してほしい」と話していました。