ドイツ銀とUBSのボーナスプランは脱税目的、支払い命じる-英最高裁 
         2016/03/09 20:48 JST
	
		(ブルームバーグ):ドイツ銀行とUBSグループはバンカーに支払うボーナスについて税逃れの仕組みを利用したと英最高裁判所が判断し、両行に支払いを命じた。
12年越しの訴訟は両行が2003年に設定したそれぞれ9000万ポンド(約144億円)の従業員ボーナスプランに関するもので、同プランは翌年の税負担を軽くすることが目的だった。英歳入税関庁はのちに、これが脱税に当たると判断し約5000万ポンドずつの支払いを求めた。
ジョナサン・マンス最高裁判事は、両行のプランには脱税以外の目的がなかったと断じた。
UBSの広報担当者は最高裁の判断に失望したと述べた。ドイツ銀に電子メールでコメントを求めたが応答はない。
原題:Deutsche Bank, UBS Must Pay for Avoiding Bonus Taxes, Judges Say(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Kit Chellel cchellel@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Anthony Aarons aaarons@bloomberg.net
更新日時: 2016/03/09 20:48 JSTニュース一覧
	
   
	
   
	
   
	
   
	
   
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