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広島でのG7外相会合 平和公園訪問など各国と調整3月10日 5時28分
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来月、広島市で開催されるG7=主要7か国の外相会合まで1か月となり、外務省は、アメリカなど核保有国の外相が初めて被爆地を訪れるこの機会に、平和公園の訪問を検討するなど、各国との調整を続けています。
政府は、G7の議長国として、5月の伊勢志摩サミットのほか、全国各地で合わせて10の閣僚会合を開くことにしており、その最初となる外相会合が、来月10日から2日間の日程で広島市で開かれます。
外相会合では、伊勢志摩サミットの議題のうち、政治分野の課題を中心に扱うことにしており、テロ対策や中東情勢に加え、北朝鮮の拉致・核・ミサイルの問題などでも議論が行われる見通しです。
また、今回の会合では、核保有国であるアメリカ、イギリス、フランスの外相が初めて被爆地を訪れることから、政府は、この機会に核軍縮に向けた機運を高めようと、各国との調整を続けています。
具体的には、各外相に被爆への理解を深めてもらおうと、そろって広島市の平和公園を訪問することなどを検討しており、岸田外務大臣は、先月のカナダに続いて、来週末からフランスとイタリアを訪れて、みずから協力を要請することにしています。
岸田大臣は、NHKのインタビューに対し、「核軍縮や核不拡散で、広島からしっかりとしたメッセージを国際社会に発信したい。世界の指導者に『被爆の実相』に触れてもらうことは、核兵器のない世界に向けて国際的な機運を高めるためにも重要だ。各閣僚に、自然な形で平和公園を訪れてほしいと考えており、日程を検討していきたい」と述べました。
外相会合では、伊勢志摩サミットの議題のうち、政治分野の課題を中心に扱うことにしており、テロ対策や中東情勢に加え、北朝鮮の拉致・核・ミサイルの問題などでも議論が行われる見通しです。
また、今回の会合では、核保有国であるアメリカ、イギリス、フランスの外相が初めて被爆地を訪れることから、政府は、この機会に核軍縮に向けた機運を高めようと、各国との調整を続けています。
具体的には、各外相に被爆への理解を深めてもらおうと、そろって広島市の平和公園を訪問することなどを検討しており、岸田外務大臣は、先月のカナダに続いて、来週末からフランスとイタリアを訪れて、みずから協力を要請することにしています。
岸田大臣は、NHKのインタビューに対し、「核軍縮や核不拡散で、広島からしっかりとしたメッセージを国際社会に発信したい。世界の指導者に『被爆の実相』に触れてもらうことは、核兵器のない世界に向けて国際的な機運を高めるためにも重要だ。各閣僚に、自然な形で平和公園を訪れてほしいと考えており、日程を検討していきたい」と述べました。