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匿名ブログ受け 与野党双方から対策強化の動き
3月10日 5時33分

匿名ブログ受け 与野党双方から対策強化の動き
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子どもが保育園に入れなかった不満を匿名で書き込んだブログを受けて、自民党が、待機児童の解消に向けた緊急対策の検討を始めたいとし、民主党も、保育士の給与引き上げのための法案を今の国会に提出する方針で、与野党双方から対策強化の動きが出ています。
待機児童の問題を巡って、子どもを保育園に預けられなかったという人が「保育園落ちた日本死ね」などと匿名で不満を書き込んだブログを、野党側が国会で取り上げるなど議論が活発になっています。
塩崎厚生労働大臣は9日、ブログに理解を示す子育て中の母親らから保育所の増設などを求める2万7000人余りの署名を手渡され、「女性の活躍と子育て支援は、安倍内閣としても最優先課題として取り組む」と述べました。こうしたなか、自民党は、稲田政務調査会長が9日夜、「今年度の補正予算や新年度予算案で手当てをしていることを早く実施することが重要だ。さらに、緊急的にできることがないのかも含めて議論していきたい」と述べるなど、待機児童の解消に向けた緊急対策の検討を始める方針です。
一方、民主党は、岡田代表が9日、「子どもを預けるところが無ければ働き先を辞めなければならないというのは本当に深刻な悩みで、必死の思いで保育園を探す人たちの気持ちをもっと理解してもらいたい」と指摘し、保育士の給与を引き上げるための法案を今の国会に提出する方針で、与野党双方から対策強化に向けた動きが出ています。

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