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巨人 高木京介投手「皆様を裏切り 申し訳ない」3月9日 17時36分
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プロ野球・巨人の野球賭博問題で、新たに関与した疑いが明らかになった高木京介投手が記者会見し、「関係者の皆様を裏切ってしまい本当に申し訳ありませんでした」と述べて謝罪しました。
高木投手は、9日夕方、都内で記者会見し、「野球賭博に関与してしまい巨人の関係者や選手、小学校から野球をやってきて携わってきた皆様を裏切ってしまい本当に申し訳ありませんでした」と述べて、謝罪しました。
そのうえで、去年10月に、野球賭博問題が発覚した際、賭博の相手の安心させることばを聞いて関与を打ち明けられなかったことや、先月のキャンプ中、NPB=日本野球機構の講習を受けたあと賭博の相手との連絡を断とうとしたもののしつこく電話がかかってきて怖い人だと実感したこと。さらに今月、球団の調査が入り、うそを突き通すのは限界があると感じて真実を言う決心をしたことなど経緯を明かしました。
そして、今後のことを聞かれると、「まだわからないですが、まずは自分が野球賭博をやってしまったということを深く反省し、しっかり受け止めて、前に進んでいきたいと思います」と涙ながらに話しました。
そのうえで、去年10月に、野球賭博問題が発覚した際、賭博の相手の安心させることばを聞いて関与を打ち明けられなかったことや、先月のキャンプ中、NPB=日本野球機構の講習を受けたあと賭博の相手との連絡を断とうとしたもののしつこく電話がかかってきて怖い人だと実感したこと。さらに今月、球団の調査が入り、うそを突き通すのは限界があると感じて真実を言う決心をしたことなど経緯を明かしました。
そして、今後のことを聞かれると、「まだわからないですが、まずは自分が野球賭博をやってしまったということを深く反省し、しっかり受け止めて、前に進んでいきたいと思います」と涙ながらに話しました。
4選手の賭博関与の構図
新たに野球賭博を行っていたことが明らかになった高木京介投手は、おととし4月、笠原将生元投手から勧められて賭博を始めたということです。そして野球協約における「野球賭博常習者」とされる飲食店経営者を笠原元投手から紹介され、プロ野球の試合を対象に、8試合から9試合、賭博を行ったということです。
一連の問題では、笠原元投手は、おととし4月からおよそ半年間、この飲食店経営者などと10試合から20試合、賭博を行ったほか、不動産会社の元社員などとも賭博を行っていたということです。
さらに、松本竜也元投手も、笠原元投手を介してこの飲食店経営者などと、おととし6月ごろからおよそ4か月間、プロ野球の10数試合で賭博を行ったということです。
また、福田聡志元投手は、不動産会社の元社員に誘われて賭博を始め、去年5月ごろから高校野球の試合で、去年8月ごろからはプロ野球のおよそ10試合で賭博を行っていたということです。
一連の問題では、笠原元投手は、おととし4月からおよそ半年間、この飲食店経営者などと10試合から20試合、賭博を行ったほか、不動産会社の元社員などとも賭博を行っていたということです。
さらに、松本竜也元投手も、笠原元投手を介してこの飲食店経営者などと、おととし6月ごろからおよそ4か月間、プロ野球の10数試合で賭博を行ったということです。
また、福田聡志元投手は、不動産会社の元社員に誘われて賭博を始め、去年5月ごろから高校野球の試合で、去年8月ごろからはプロ野球のおよそ10試合で賭博を行っていたということです。
巨人の選手は厳しい表情
巨人の高橋由伸監督や選手たちは、9日午後3時前、ソフトバンクとのオープン戦が行われる福岡市のヤフオクドームにバスで到着し、一様に厳しい表情で球場に入りました。
このあと、選手たちはグラウンドでふだんと変わらない様子で1時間余りにわたって、バッティング練習などを行い、午後6時からの試合に備えました。
球団によりますと、チームは8日夜、宿泊先で選手やスタッフなど全員を集めて緊急のミーティングを開き、堤辰佳ゼネラルマネージャーが、高木投手が関与した疑いが明らかになったいきさつや、渡辺恒雄最高顧問ら球団のトップ3人が辞任することを説明したということです。ミーティングは、およそ30分にわたって行われ、選手たちは黙って説明に耳を傾け、質問などは出なかったということです。
取材に応じた堤ゼネラルマネージャーは、「期待していた選手で、ショックを受けたし、高橋監督も驚いていた。選手には『子どもたちの模範にならなければいけない。われわれは、グラウンドでいいパフォーマンスをするしかないので、切り替えて野球に集中してほしい』と声をかけた」と話していました。
このあと、選手たちはグラウンドでふだんと変わらない様子で1時間余りにわたって、バッティング練習などを行い、午後6時からの試合に備えました。
球団によりますと、チームは8日夜、宿泊先で選手やスタッフなど全員を集めて緊急のミーティングを開き、堤辰佳ゼネラルマネージャーが、高木投手が関与した疑いが明らかになったいきさつや、渡辺恒雄最高顧問ら球団のトップ3人が辞任することを説明したということです。ミーティングは、およそ30分にわたって行われ、選手たちは黙って説明に耳を傾け、質問などは出なかったということです。
取材に応じた堤ゼネラルマネージャーは、「期待していた選手で、ショックを受けたし、高橋監督も驚いていた。選手には『子どもたちの模範にならなければいけない。われわれは、グラウンドでいいパフォーマンスをするしかないので、切り替えて野球に集中してほしい』と声をかけた」と話していました。